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レゴランドと三宅健論②男性育休記2-6

東海2泊3日も最終日。我ながら、レゴランドと三宅健さんの話を同日の日記にブチ込むはめになるとは思わなかった。人生はままならないが、ただ書きたいようにやらせてもらう。

レゴランドのアトラクションについて

・ニンジャゴーエリアの空を飛べるやつ

を、やりたかったがなんか休止だった。

名古屋に住んでいた頃、ローカル情報番組「PS純金」でオリラジの藤森さんが乗っていて楽しそうだったのだ。

でも、なんか、休止だった。

・シティエリアの消防車

妻と3歳児で楽しそうにやっているのを撮影していた。私は0歳児の抱っこで忙しかったので乗ってない。

・シティエリアの映画館

も、私は抱っこして外で待っていたので、「たのしかった!」という3歳児の感想でしか知らない。

でも私も外で待ちながら、スマホで4/20(木)10時に公開されたばかりのゴールデンカムイ最新話を読んで感動していた。すべての旅には終わりが来る。

・アドベンチャーエリアの潜水艦

は、一緒に乗った。実際の魚がたくさん居て良かった。3歳児はサメに怯えていて、そのあまりの怯えぶりにウケた。

・5周年の謎解きみたいなやつ

結構楽しかった。でも、雨が降ってきたので


・Sea Lifeという、なんか隣接の水族館

にも行ってみたが、「こんなんで別料金取るんだったら、潜水艦のアトラクションに魚を増やせばそれで良いのでは」と思った。思ってしまった。

そして、3歳児が明らかに眠そうになったので、さっさと移動を開始。うまいこと、新幹線では全て寝ているという感じで、あとは0歳児だけをあやして過ごした。

在来線に乗り換えると、またも三宅健さん電車にぶつかってしまった。

出会ったからには仕方ない。私が三宅健さんについて思うところを全て語りたいと思う。

私の中の三宅健さん像

・銀狼怪奇ファイルとは

この度の往路編(2日前の日記)でも軽く触れたし、夜に誰も居ない温泉で主題歌であるミッドナイト・シャッフルを熱唱するなどしたが、もう一度全力で銀狼怪奇ファイルの話からしたい。

誰も興味を持っていない話を長尺で嬉々としてできるようになったことに自分の加齢をヒシヒシと感じ、もはやオッサンを超えてジジイになった自分が、疎ましいを超えて頼もしい。全力でいかせてもらう。

銀狼怪奇ファイルとは、25年前とかそのくらいに土曜21時からやっていた連続ドラマである。

社会現象にもなった「家なき子」や、堂本剛さん版の「金田一少年の事件簿」などがやっていて、この頃ティーンだった我々の世代にとって、必須で試聴しなければならないドラマ時間帯。それが土曜21時枠である。

と、少なくとも芳川少年はそう思っていた。

・第一の事件 首無しライダー

あらすじから説明しようとしているこの情熱がどこから湧いてくるのか自分でも不思議だが、記憶だけを頼りにするとこうである。

まず、主人公は、堂本光一君が扮する「不破耕助」という気の弱そうな少年である。しかし彼には秘密があり、「不破銀狼」という、キラキラネームのハシリみたいな名前をしている別人格が宿っていた。銀狼は頭の回転が異常に速く、身体能力も抜群、なんなら銀狼時には髪の毛も銀色に変わる特殊体質である。

主人公に、凶悪な別人格が宿るというこの設定に着想を得た芥見下々先生が、後に虎杖悠仁という高校生主人公に両面宿儺という悪霊めいた人格が宿る「呪術廻戦」という作品を発表したのは有名な話である(※諸説あります)。

話を25年前に戻すが、そう、首無しライダー。

なんか、河原の土手を、首から上がない人がバイクに乗って走っている。ヤバくね?みたいな事件である。こんなんどうすればいいの、となったときに、我らが不破銀狼が解決を名乗り出る。

「俺に不可能はない」

確かこれが決め台詞で、なんかカッコよかったのは覚えている。カメラが寄る。

そして、だいぶこのへんかは記憶が怪しいが、三宅健さんはめちゃくちゃドジっ子のような役で、何かとピンチに陥り「助けて、不破ぐーん!」と、なんか濁った感じの助けを良く求める。

なんだかんだで、銀狼モードになった不破君が謎を解いてくれる。

「なるほどね!」

これも決め台詞である。めっちゃドヤ顔をする。カメラは寄る。

そして、銀狼くんの解説はこんな感じである。「首無しライダーつうのは、要するにアレやね、まず、首無しライダーという噂の先行配信による無意識下の刷り込み、心理的トリック。それから土手んところを走って下からライトアップして、首から上はただ黒い布で見えなくするだけっていう普通のトリック。これらの組み合わせやね」みたいな解説をしてくれた上で

「名付けて、ブラックマジック!」

と、めっちゃドヤ顔をする。カメラは寄る。

そんな感じが首無しライダー事件だ。

・最後の事件と不破金狼

でまあ、その後も不破銀狼の頭脳で色々事件を解決するが、たまに解決できないこともある。その解決できない場合に一枚噛んでいるのが、腹違いの兄弟である「不破金狼」なのである。

そして、勘のいい方なら既に答えがわかっていると思うが、ただのドジっ子だと思われていた三宅健さんが演じていた少年の正体が実は不破金狼。「助けて、不破ぐーん!」なんて言いながら、実は不破君を貶めるべく二手三手先を読んだ嫌がらせをしていたのであった。

私は当時、この大どんでん返しに「そうなんじゃないかと思っていたぜ」と、全く驚けなかった。

そして、最終回でとうとう本性を表した、三宅健さん演じる不破金狼のことを思い出そうとすると何故だろうか。首無しライダーのことをソラで説明できるのに、金狼モードの三宅健さんのことが上手く思い出せない。

いや、このドラマでのことは思い出せないが、こんな良い役をもらったのだから、たぶんこの後色々なドラマに引っ張りだこになったのではと考えた。

そこで、ジャニオタ歴がほぼ人生そのもの、生きるジャニーズwikiである妻に「三宅健さんの代表作はなんなのか」とストレートな質問をぶつけてみた。

・三宅健さんの代表作とは

「伊東家の食卓、でしか見たことない」

この答えは衝撃であった。私でも知っている番組だ。よく見ていた。

情報バラエティ番組で、ドラマではない。

ということはどういうことかというと、私の中で一つの仮説に辿り着いてはいるのだが、わざわざインターネットを使って披露するのも野暮だ。

「ねえ、なんの質問なの?三宅健君は私はドラマのイメージ無いなぁ」

そんな風にまだ話している妻に、何か返事をしないといけない。私はとりあえず、できるだけのドヤ顔を作ってこう言った。

「なるほどね!」

急に大きい声を出したので、抱えていた0歳児が起きて、泣いた。

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