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ワークライフ・パンデミック

常に家族の誰かが体調が悪い6月。地獄だった。

4月の時点で、流行に敏感な芳川家の2人の男児はインフルAとBをコンプリートしている。なのでもうしばらくは何もないかと思ったらそんなことはなかった。

本当に地獄だった。

6月の始まりと同時に、ヨシタロウ、ヨシスケ両方を皮切りに、続いて妻が1週間くらいのズレを伴って高熱や咳、嘔吐などを繰り返している。それぞれ色々な検査をしたが、1人だけアデノ陽性に一度なったくらいで、全体的に良くわからない。

とにかく常に誰かが体調が悪い。治ったと思ったらちょっと空いてまたなる。そして子の体調が悪いと登園できないので、私か妻が休むことになる。義父母にもなにかしら感染しているのでもはや頼れない。保育参観のつもりで取ってあった有給休暇で、結果的に一対一でヨシタロウの熱性痙攣を、かかりつけ小児科医に電話しながらじっくり参観することになった。知識としては知っていたが、内心は動揺した。

妻も妻で「記憶にある限りの最高記録」という39℃をマークして、本当につらそうだ。

私だけが何故かずっと元気だ。なのでものすごく働いている。ヨシタロウもヨシスケも動ける私が風呂に入れ、口の中に手ェ突っ込まれたりなんだりするが、本当になぜ私だけがすこぶる元気なのか。なんか怖くなってきた。

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