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コロナ禍だからこそ生まれた漫画【かえで日記】

あけましておめでとうございます!
頭はまだ正月気分の飛好です^^;
あらためまして、2023年もよろしくお願いします!


新年を迎えて、去年はどんな一年だったかなぁと少し考えていました。
今回はそのちょっと振り返りです。

去年の自分の中での大きな変化は、やはり新作漫画を描き始めたことだと思います。

これまでオリジナル漫画は【Love&Tissue】や【UNIVERCE】など
色々形を変えて描いてきました。

だけどどうしても、やはりここ何年かの生活の変化で、
今まで描いていた物語を描く姿勢に入ることができない自分がいました。

どこか息苦しい毎日が続く中で、日々心に癒しを求めていました。
そう思って暮らしていらっしゃる方は、自分だけではありませんよね・・・。

そんな中私にとって癒しをくれたのは「植物」でした。

ベランダに咲いている花や、散歩のときに視界に入る木々や雑草までもが
その時の自分にとって、凄く心の支えになっていました。
(もちろん今もそうです(^^))

その同時期に、
いかに何でもない些細な日が、大切で特別なのかと考えていました。


「なんでもない日」を描きたい。

そう思って描いたのが漫画【かえで日記】の始まりです。

【かえで日記】第一話より

元々、日常漫画が好きだ・・・
というお話はどこかの記事でお話したと思うのですが、
今回は本腰入れて本気の日常漫画を描いてやろうと
ネームの段階からものすごく気合いが入っていたのを覚えています。

いつもはめちゃくちゃ時間のかかるネームも、
いつもの半分以下の時間で仕上がったほど、この漫画は物語を考えるのが楽しくて、どんどんアイデアも浮かんできました。

去年1話目が完成して、現在、第2話を制作中です。

今思うとこの漫画は、コロナ禍の鬱々とした生活を知らなければ描けなかった漫画だと思います。

植物からこんなに癒しを貰えるなんて気づかなかっただろうし、
また、植物好きの「楓ちゃん」というキャラクターも生まれてこなかっただろうなと。

嫌なことは沢山ありますが、逆にそうでなければ気付かなかった大切なものもあって・・・。つまり何が言いたいのか^^;

上手く言えませんが、
そういった日常に転がっている大切なものを、
これからも【かえで日記】では描いていきたいなと思っています。

この漫画もまた、読んだ誰かを癒してくれる存在になってくれたら嬉しいです。

主人公の日下 楓(もうすぐ小学6年生)

◆漫画【かえで日記】を読んでみる


◆余談◆

実は【かえで日記】OP風アニメーションをこそこそと制作しています。

一から一枚ずつ描いて作っているので、いつ完成するやら分かりませんが、
首をながーーくして(宇宙に届くくらい)待ってていただけたら嬉しいです!(^-^)


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