人生変えちゃう漫画かもね~けいどろの夏~

祝!!!!「錦田警部はどろぼうがお好き」次にくるマンガ大賞2018コミックス部門3位!!!!!!!!

新装版発売決定!!!!!!!!や…やったーーーーーーーーーー!!!!!!!!人生で一番うれしい!!人生で一番嬉しい!!

振り返ってみれば「2年前の漫画の人気が突然に膨れ上がった」のが5月初旬。「次にくる~」のエントリー期間が5月18日〜6月1日、ノミネート(エントリー作品のうち上位50作品に選ばれる)が6月22日。ちょうど紙の媒体の在庫がどこにもなくなり、耐え切れずオタクが書店からの取り寄せを試みたり、断られては出版社に重版の問い合わせを相次いで行いはじめた時…という奇跡のタイミングでした。

「いくらなんでも入賞すれば重版せざるを得まい」という一休さんも驚きの遠回り戦法に挑んだけいどろ夏の陣。この夏のけいどろブームは、一つ一つのイベントが起こるタイミング、そしてそれを受けるファンの熱量が高まっていく流れ、その間を繋ぎとめた電子書籍の存在が本当に驚くほど噛みあっていたことが大きいのではないかと思います。

今年の次にくるマンガ大賞2018は結果発表の生放送でも触れられていたようにまさに激戦区で、何が大賞を獲ってもおかしくありませんでした。

そんなに熱心に複数の漫画媒体を追っているわけでもない私でも書店で大々的に展開されているのを見たことがある作品、作者の方のアカウントがよくRTで回ってくる作品、もちろん私自身が好きでコミックスを買いそろえているような作品など、まさに今連載という道を駆けながら作品としてのエネルギーを体に蓄え続けている作品群と競うのか…この…何よりも愛おしい…しかしコミックスは2年前に出たきりのけいどろという作品が!?

そこからのけいどろオタクのギアの入り方は異様でした。ダイマ画像を作るものたち、必死に無料公開された1巻の試読を勧めるものたち…作者のかんば先生は直接ご自身のツイッターアカウントなどは持たれていない(犯沢さんの公式アカウントはあるが)ため、作者の方自身が投票を呼び掛ける他作品に比べて余計オタク達の必死さが狂気じみていた気がします。お前ら作品の何なんだ(ファンだが…)

そんな中ピクシブに投稿された、かんば先生のノミネート記念イラスト。

「もし受賞なんかしちゃったりしたらぁ~警部とアンリ君のヤバヤバなイラスト描いちゃうぜぇ~☆ヘヘッ」

先生直々の犯行予告(公約)であった。オタクたちは発狂した。必ずやこのヤバヤバなイラストを目の当たりにせねばならぬと決意した。

ヤバヤバなイラスト見たさに奮起するオタクたちの構図は「おっぱいバレーかよ」と言われていた。その通りである。

投票締め切り7月6日以降のオタクたちは毎日毎日結果への心配と不安、期待で胸を張りさけソーダで満たしていました。「こんなにこの賞に対してファン側が心血注いでるの見たことないよ」とさえ言われていたが、さもありなん。

ツイッターというものは自分の目に入ってくる情報、界隈をある程度選択することができるSNSであるために、自分のTLはけいどろ発狂オタク一強であったとしても、自分の見えざるところでは違う作品の話ばかりされているのだろうということは想像に難くありません。投票したことを呟かなかったであろう、水面下の莫大な票数は想像もつきませんでした。結果発表のその瞬間までけいどろオタクは重版の妄想、アニメ化の妄想、劇場版の妄想で不安を振り払おう、おどけることで正気を保とうとしており涙ぐましかったです。いや正気はあまり保てていなかった。

そして迎えた運命の8月23日。事前に告知されていた結果発表の日程は8月24日だったため、それに合わせて有給を取得予定だったオタクたちは慌てに慌てました。マンガ大賞側も合わせて有給取ってるヤツらがいるとは思ってなかっただろうな……。私は不安のあまり前日から何も食べられず当日も4時に目が覚めました。空の半分が快晴で、半分が大雨という奇妙なお天気雨の日でした。

今までの人生で一番緊張していたかもしれません。人生で一番と言ってもいいくらい好きな作品のために命を注いで来た日々の……その運命が定められる日をどんな心境で迎えたらいいんだ!?と何度も夢に見ましたが、実際迎えてみると何とも奇妙な、落ち着きもなく、早く楽になりたいと感情が渦巻くばかりでした。私は一介のファンでしかないというのに……。結果発表を見るのにこんな汚い部屋ではいけないと久しぶりに掃除機もかけて、風呂も入(ヘェ)って、結果発表のニコ生が始まるその時を脂汗を流して待ちました。途中何かを察したのか家の屋根にヤバイくらいスズメが止まってしまい、結果発表とスズメのチュンチREMIXが始まってしまい気が狂うかと思った。

「次にくるマンガ大賞コミックス部門、第三位、錦田警部はどろぼうがお好き!」

あまりにも嬉しくて眩暈がしたのは初めてでした。アアアー!?って声が出た。今までの人生で怒った悲しい出来事が全てふっとびあるのは今ここに全ての喜びだけ、全身の血が逆流し、一生懸命ツイッターに狂気を垂れ流すことに専念していた指先からダンダカ流れて行く来さえしました 勝ったッ!第三部完!

と思った瞬間、まさかかんばの先生が会場に現れたことでオタクの情緒感情は散々に乱れ、涙が止まらなくなってしまった。

お、お、お、おれたちの…俺たちのまゆこ!!!!!(神仏GOD先生)(涙が充ち大地を潤し花が咲きかんばまゆこ王国が生まれる)

先生が今回の結果を受け、わざわざ生放送される会場に来て直接お礼の言葉を届けようと思って下さったことを思うと、本当に本当にオタク冥利に尽きます。

「応援して頂いて、投票して頂いて、読んで頂いて、アンリ君と警部というキャラクターを愛して頂いてありがとうございます!」

そんなの……そんなの私たちの方のセリフで……言い足りない言葉を…ありがとうを…ありがとうの代わりに好きを…どんなに言い足りないのか……。

2年前から休載状態の漫画に大騒ぎするオタクたち相手に「脳内に続きはあるから、いつとは言えないけど待っていてほしい」と待つことを許して下さったこと、オタクの大騒ぎを受け「なんだかとっても救われる。報われた」と仰って下さったこと。この作品を全力で大好きでいることを、先生本人からこんなに優しく力強く肯定してもらえて、喜んでもらえることが…どんなに、どんなにオタクたちの心を弾ませ、駆り立てたか…本当に感謝が尽きません。


2年前のマンガが「つぎに来るマンガ大賞」でいいのか?という疑問もあるとは思いますが、ノミネートで弾かれなかったところでルールはすり抜けたんだよ!!なッ!ハーハハ!!!!!!!!!

「現時点で5巻以内のマンガ」がエントリー基準とはいえ、基本的には現在刊行中の作品を想定したものであるとは思います。

ただ、私自身も一応(一応)漫画を描く立場である以上、漫画にせよ小説にせよ世に出た「作品」というものはどんなに時間がかかっても、いつでもいいからいつかは受け手の人に届いてほしいものではないかな…と思います。

ちょうどけいどろが重版がかからず発狂していた時に「重版出来!の11巻とけいどろの状況がシンクロしている」とフォロワーに言われました。

重版出来!11巻では大まかに2つのエピソードが展開しているのですが、その中の一つが「電子書籍」にまつわるもの。

「次回作の構想に悩む作家、創作の霧の中で苦しむなか、過去作が電子書籍から火が付き、紙媒体での重版がかかる」という重版への祈りを強くするけいどろオタクにとって理想の未来とも言えるストーリーでした。

その中で、作家の過去作を売り出そうと仕掛けた電子書籍販売会社の企画スタッフたちのセリフがあります。

「星の光みたいなもんかなと思うんだよ。電子書籍って。」

「そのココロは?」

けいどろをはじめ、この世には本当に数えきれないほどの面白い、素敵な漫画があるわけですが、必ずしもその作品が一番旬な瞬間に立ち会うことができるとは限りません。もう連載が終りかけの時かもしれないし、もう作者の方が別の作品を連載しているかもしれません。もう創作活動をしていないかもしれません。

ただ、この世に作品が生まれ発表された以上、その作品に出会うべき誰かの心に届くその瞬間が、いつか必ず来てほしいと私は思います。

そうした思いもあって、この錦田警部はどろぼうがお好きという作品に2年の時をかけて出会うことができたこと、たくさんの人の心に届いたことがオタクとして、漫画家の末席に尻半分だけひっかけさせてもらっている立場として本当に本当に嬉しいです。

この世のマンガは、どれがいつ次に来てもいい。作品はいつでも次に来るその時を待っているんじゃないでしょうか。

長くなってしまいましたが、錦田警部はどろぼうがお好きを愛する全てのオタク、オタク達の様子を心配して応援してくれた方々、関係者の皆様、そして何よりかんばまゆこ先生。本当に本当におめでとうございます!!!!!!!!一生大好きです!!!!!!!!!!!!

平成最後の夏が永遠になりました。

↓ところでこの公約ヤバヤバを見てくれ、こいつをどう思う?

アーーーーーーーーーーーーーーッッwwwwwwwwwwwwヒッヒwwwwwwwwwヒアァア~~~~~~~~~sywwwwwwwwこんなことがwwwwwwwwwwwwwwwこんなことがあっていいのかァ~~~~~~~~~~~~~~~~wwwwwオテテが重なってる(裏声)wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwグァ^~wwwwwwwwト゜ォ~~~~~ッwwwwwwwwwwwwwwww ガッシ!ヤババ!ァタシゎ死んだ。ズンチ笑 完

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感謝茄子
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肘樹

感想・ダイマ

ここはオタクが産み落とした惑星エヒメのソドムの市
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