ミキプルーンはじめました
ミキプルーン、、、皆様ご存知でしょうか。
中井貴一さんのCMやミキプルーンの苗木のコピペで、その名前だけは知っているという方も多いのではないかと思います。
そして、ミキプルーンと聞くと「マルチ商法のやつね」と穿った見方をされる方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。
我が家においては、母がいつの頃からかミキプルーン信者となり、今や家のいたるところにミキ商品が散在しています。
一時期の母は、傍から見ると本当に悪徳ビジネスや宗教にハマってしまった人のようでした。
「ミキの商品を飲むことで自分も子どももアトピーが改善された!」
「ミキの商品はいいものだから、自分たちだけで飲むのはもったいない!」
「ミキの商品を知らない周りの人に勧めてあげなくちゃ!!」
というような気持ちで使命感に突き動かされたと見えます。
母の名誉のために誓って言いますが、100%善意で動いていたことは間違いありません。
しかし、勧められる周りの人はたまったもんじゃないですよね。
勧められて即ほいほいと買えるほど安価なものではないですし、
無下に断るのも角が立つし。
母の真意が読めない方からすると、母が利益を得るための踏み台にされるのではないかと考えてしまうのも無理からぬことです。
暴走気味な母を見るに見かねて「言動が悪徳商法っぽいよ」と伝えました。
たとえどんなにいいものであっても、何かを購入することをオススメされるのは、人によってはありがた迷惑ですよね。
今はミキ商品を自ら人にオススメすることはなくなったようです。
ただ、私自身も傍で見てきたから言えることですが、母と妹がミキプルーンを続けてきたことでアトピーのひどい状態から脱したことは紛れもない事実です。
身近な人間の実体験があったからこそ、私はミキプルーンをはじめることにしたのです。
また、もう一つ断っておかねばならないのが、ミキプルーンはマルチ商法で商品展開しておりますが、マルチ商法は合法であり、その商品を欲する人にとっては悪いものではないということです。
とか言いつつ、私もこのnoteを書くにあたって調べて知ったので、これまでは「マルチ商法」と聞くと悪いイメージしかありませんでした。
違法である「ネズミ講」とは違うということだけご承知おきくだされば幸いです。
さて、なぜこんなことをつらつらと書き始めたかって、別にミキプルーンの宣伝がしたいわけではないんですよ。宣伝して商品が売れたところで、私の元には一銭も入ってこないですからね。
ミキの商品を家計で購入するにあたって、夫を納得させたいのです…
家計から支出することにはすでに了解を得ているのですが、ミキプルーンに対しては、どうしても懐疑的な様子が見て取れます。
私もミキの話を夫にするとき、自分で話していて「悪徳商法っぽいなぁ…」と思ってしまうことが多々あります。
・商品を販売する店舗がなく友人知人に売りつける
・ミキ会員のセミナーに半強制的に誘われる
・飲めば病気が改善するという売り文句
・ミキ会員の商品に対する信頼度が半端ない
・一般に販売されている商品を悪しざまに言う
・ミキ商品を販売する側が収益を得るというのは事実
こう書き出してみると、やはり足を踏み入れるのを躊躇してしまう世界ですよね…(笑)
商品を販売する店舗がなく友人知人に売りつける
あえて「売りつける」という言葉を使いましたが。
友人知人にモノを売るというのは、あまり歓迎されないですよね。
保険しかり、アパレルしかり、自分の営業成績のためにという理由であればなおさら。
これがマルチ商法の忌避される大きな原因ではないでしょうか。
もちろん値引きがあったり特典が付いて購入者の方にトクがあれば別です。
ミキが店舗を持たず対面でしか販売しないのは、母曰く、
商品を売っておしまい!ではなくて、その後も購入者へのアフターフォローを続けるため、だと言います。
購入者の身体の具合を聞いて、便秘気味であればこの商品、貧血気味であればこの商品、と一人一人に合わせた商品をオススメしていくのが目的なのだということです。
私個人としては、ある程度納得できる説明だったのですが、これはこれで「カモを逃さないためなのでは」というイメージも残る気がします…
難しいですね…
ミキ会員のセミナーに半強制的に誘われる
これはかなり悪徳商法感の強いやり方ですね。
某宗教といい、一時期流行った催眠商法といい、一つのところに集められてお話を聞かされる「集会」「セミナー」等と名の付くものは、かなり怪しいと感じてしまいます。
行ってみれば何のことは無い、著名な大学教授が規則正しい生活や食事等の重要性について笑いを交えながら説明してくれるただの講演会でした。
ミキ商品の説明はあっても、会場に現物があるわけではなく、もしその場で商品を買いたくなったとしても買えません。
でもそんなこと行く前は分かりませんから、会場で洗脳されるんじゃないか、商品を買わされるんじゃないか、と不安にもなりますよね…
今はコロナ禍なので、無料のオンラインセミナーなるものが開催されているようです。
その方が、セミナーと銘打って人を集めるより、よほど健全に感じますね。
飲めば病気が改善するという売り文句
ミキ商品を飲んで、アトピーだったり内蔵の疾患だったりが改善した人がいるというのは事実です。前述のセミナーで、ミキの会員がそういった実体験をスピーチすることもあるようです。
ただ、、、
めちゃめちゃ怪しいですよね…
少し前に話題になった「妊娠菌」を連想してしまいます…
もちろん、実際に効果があるか定かでないのに確実に効果があるかのように謳ってモノを販売するという手法は、断じて許されるものではありません。
でも、これはミキ擁護になりますが、ミキ商品の効果はあると思います。
というのも、ミキの商品は医薬品などではなく栄養補助食品なのです。
「貧血なら鉄分を摂るためにレバーを食べるのが効果的!」
というのと同じように
「レバーを食べるだけで足りない分はプルーンを飲んで補うと効果的!」
という話なのです。
「飲めば病気が改善する」というと怪しいのですが、
「きちんと栄養を摂れば、より丈夫な身体になる」という言い方であれば、「なるほど」と受け入れてもらいやすいでしょうか。
ミキ会員の商品に対する信頼度が半端ない
これがミキプルーンは宗教だと言われる所以ではないでしょうか…
アイドル然り、作家さん然り、信者と呼ばれる熱狂的なファンが付いているコンテンツって、傍から見ると「できれば敬遠したい」と思ってしまいませんか。
ミキ会員の方々もやはりミキ商品のファンなんですよね。
ミキ商品をとても良いものだと思っているので、
ミキを知らない、そもそもまったく興味がない人に対して、ミキ商品の良さを熱く語ってしまったり…強引にオススメしてしまったり…
まぁ、そこで相手が引いていることに気付かないとすれば、それは個々人の洞察力によると思いますが。
でもこれって前述した通り、特定のアイドルであったり、特定の作家さんのファンの方々とやってることは同じなんですよね。
なぜミキが他と比べて容認されないかというと、後述する次のことが
あるからだと思います。
(アイドルファン、作家ファンなどなどが、果たして世間全体に容認されているのか、というのはまた別の話ですが…)
ミキ商品を販売する側が収益を得るというのは事実
言ってしまえば当たり前の事実なのですが、ミキ商品を販売するミキ会員は収益を得ています。
まぁ、マルチ商法ですからね。
ただそれは、仕入れ値に利益を上乗せした売値で販売するという、ごくごく常識的なビジネスです。
そもそもミキ会員は「ミキの商品を恒常的に手に入れたい」という人たち
なので、自分でもミキ商品を購入したくてしているはずです。
粗悪品を無理やり買わされ、大量に在庫を抱えた挙句、近しい人に販売して少しでも利益を得よう…という不届きな考えを持った悪質マルチ商法の加害者とは違うはずです。(彼らは被害者でもありますが…)
お金が絡むと人間関係が悪化する…というのはよくある話ですが、
お金を支払う側、受け取る側、双方が納得した上で取引できるのであれば、自営業の個人商店等と何ら変わりないでしょう。
一般に販売されている商品を悪しざまに言う
これも…難しい問題ですが…
少なくとも私の母は、外食・レトルト・インスタント・お菓子などなどを
敵視している傾向にあります。
どんな添加物が入っているか分かったもんじゃない!
手作りが一番安心できる!
という主張で一貫しています。
それは食事関連に留まらず、市販薬やワクチンなどについても
自分の免疫機能を上げることが大事!
薬ばかりに頼ってちゃ自分の免疫機能が弱る!
という理屈を通しています。
ある意味ではそれも正しいのでしょう。
ただ、ねぇ…
外食・レトルト・インスタント・お菓子・市販薬・ワクチン、、、
すべてから逃れて生きるのは、現代社会では不可能ですよね。
前述したような主張・理屈を人前で言おうもんなら、
その日から周囲に白い目で見られるであろうことは容易に想像できます。
それに、手作りにこだわるあまりに無理をして体調を崩したり、
頑なに薬を飲まないことで具合が悪くなって周囲に迷惑をかけていたのでは元も子もありません。
母もさすがにそういった無理はせず、付き合いで外食も行くし、お医者さんから処方された薬はブツブツ言いながらも飲んでいます。
大事なのは縛りを設けすぎないこと、
そして主張や理屈を人に押し付けないこと、ですね。
-----------
と、ここまで書き溜めている内に無事夫の理解を得ることが出来ました。
ミキ会員にはなりましたが、ミキ信者と呼ばれるほどヒートアップすることなく、フラットに定期購入を続けていきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
※なお、ここに書いたことは私個人の見解です。あしからず。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?