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少女漫画も好きだけど、ティーンズラブ漫画にはまったアラフォーの女

20歳過ぎたらあっというま的な話はよく聞くけど、
アラサーからアラフォーまでのスピードはそんなもんのレベルじゃなかった。
頭の中は、たぶん中学生のときから止まったままなんだけど、
白髪とかシワとかシミとかが如実に心身に老いを自覚させてくる。

おいておいて。

前述の通り、頭の中は中学生のときから変わっていないらしく、
当時好きだった音楽や本、趣味はアラフォーになった今も続いている。
元来、一旦沼に落ちてしまうと這い上がってこれない狭く深くな人間なので、
この沼に落ちて数十年といった趣味やジャンルもいくつかある。
古のオタクからすると、最近のコンテンツ消費スピードは速すぎる気もしている。

こちらのブログに書いたようにわたしの初恋はこどものおもちゃという少女漫画作品のヒーローだった「羽山秋人」だった。
当時ツンデレという概念があったかどうかは覚えていないけど、ツンツンしてるくせに好きになってしまうと(わかりづらい)デレを見せる羽山秋人に、わたしは恋をしてしまった。
りぼん掲載の少女漫画作品にしてはシリアスみも感じるストーリーとあわさって、今でもたまに読み返す大好きな作品だ。

高校デビューの小宮山ヨウ、イタズラなkissの入江直樹など、わたしの男性的な好みはツンデレに集約されている。
塩対応も大好き、両想いになったときにみせるレアなデレがもっと大好き!というベタが好きな王道女なのである。

ところが、アラサーになってきたころから、急に少女漫画が読みづらくなってきた。
少女漫画の主人公世代である中学生や高校生あたりとあまりにも年や環境が離れすぎて、感情移入できなくなってしまったことが原因と思っているけど、多分、甘酸っぱすぎる恋が眩しくなりすぎてしまったんだな。
くっつくまでのモダモダも楽しめていたはずが、まだるっこしいなという感想が出てきてしまった。はよくっつけや!と急いてしまうのだ。
我ながら、ゲスで嫌な大人になってしまったもんだ。

そんなわたしが、ティーンズラブ漫画にはまってしまった。
少女漫画らしいキュンは残しつつも、さっとくっつくところはくっつけるスピーディーさ。
主人公も20代が中心なので、世代間乖離もあまり感じずストレスなく読み進められる!これはいい。
そして女性受けの良いヒーローとして、ツンデレな男がそこかしらに登場するのも嬉しい。スパダリの魅力もティーンズラブでわからせられた。

同じ女性向けの漫画ジャンルとして、レディコミはちょっと内容がエグいのもあってあまり肌に合わなかった。少女漫画が眩しくて読めなくなって、やっと落ち着ける場所をティーンズラブ漫画で見つけた。
その嬉しさでひたすら読み漁った結果、あふれ出る感想の迸りをブログにしてしまった。

色々と業の深いブログになってしまったような気がするが、少女漫画が好きな人もティーンズラブ漫画が好きな人も、ぜひ覗いてみてほしいという宣伝がしたかったのだ。

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