見出し画像

「川崎ブレイブサンダースの試合を支えるIRISという存在」 〜2019 観戦記 #1 川崎vs富山〜

2019年1月16日に行われた川崎ブレイブサンダースvs富山グラウジーズの試合を観戦してきました。この試合にはBリーグ観戦が2回目の友人と一緒に行ったのですが,その友人と話しながら見ることで1人で行く時とはまた違った気づきを得ることができました。

このnoteでは,そんな友人との会話の中で印象に残ったことを元にそこから自分が考えたことを観戦記として書いていきたいと思います。

テーマは「IRIS 」についてです。

目次

1.誰の印象にも残るであろうIRISという存在
2.「IRISすごい!」で終わらせないためのアイデア



1.誰の印象にも残るであろうIRISという存在

試合を見ながら,友人とした会話の中で個人的に最も印象に残ったのは「チアの人達すごいよね」というものでした。川崎ブレイブサンダースのチアリーダーズはIRISと言います。友人いわく17:30から外で踊り・試合前は応援練習を先導し・試合中はコートサイドで応援しながら試合が止まったらコート内で踊るといった姿がすごいとのことでした。「下手したら選手より運動量多いんじゃないの?」とも言っていました。

改めて考えてみても,確かにすごい運動量だなと思います。1試合を通して会場を盛り上げる姿は,本当に心を打つものがあると思います。

ここで,なぜこの言葉が印象に残ったのかを考えてみました。それは,この友人と初めて見に行った去年の試合でも「チアの人達すごいよね」という話が出たからだと思います。つまり,2回行って2回ともチアについての話題になったということです

このことから次のような考えに至りました。

おそらくバスケに全然馴染みがない人でもBリーグのチアの人達のすごさは目に止まるのではないでしょうか。そうであるならば,初めてBリーグを見に来た人がバスケの試合の内容ですごさにピンとこなかったとしても,チアの人達の姿が目に止まって「また見に来たい」という気持ちにつながるということがあり得ると感じます。

この考えが一体どのくらいの人に当てはまるかどうかわかりませんし,真であるかどうかもわかりません。「チア」という言葉の意味を考えれば,今のままでも十分すぎるほどの活躍だと思います。

ただ,せっかく「すごいね」となっているのだから「すごい!」で終わらせないような仕掛けがもう少しあってもいいのではないかと思うわけです。もっと深くまでそういった人を導くような仕組みです。

ですから,次のセクションでは,「IRISすごいね」で終わらせないような仕掛けのアイデアを私が勝手に出していきたいと思います。


2.「IRISすごい!」で終わらせないためのアイデア

私の思いついたアイデアは2つです。

1.マッチデープログラムにIRIS全員の顔写真と名前を載せる。
2.背番号を用いるなど遠くからでも個人が判別できるようにする。


まずは1についてです。

例えば,初めて来た人がIRISを見て「すごいな」と思い,特に「あの人いいな」などと誰か個人に惹かれたとします。そして,その人について知りたいと思った時に調べる方法は2種類あると思います。

1つはスマホを取り出してIRISのサイトを見る方法です。ただ,試合会場では大勢の人が集まるためインターネットに繋がりにくくなる可能性もあります。そんな時に使う2つ目の方法が入場時に配られるマッチデープログラムを見ることです。これは,入場時にもらえるものなのでひょっとするスマホを見るより手っ取り早いなんてこともあるかもしれません。

この試合で配布されたものには,1人の紹介のみが載っていました。おそらく毎節のマッチデープログラムを全て集めると全員のことがわかるようになるという仕組みなのでしょう。

このように1人について深掘りされていることは非常にありがたいのですが,それと同時に全員の写真と名前ぐらいはあってもいいのではないかと感じました。その方が初めて来た人により優しいのではないかと思いました。


次に2についてです。

これは2階席で見ているからこそ感じたことだと思うのですが,誰が誰だかが遠くで判別しにくいというところからきたアイデアです。

今回は初めて来る人のような新規の客を想定しています。そういった人達はどこの席で見ることが多いのでしょうか。個人的には,2階席の場合の方が多い思っています。特にBリーグがターゲットにしている若者は金銭面で2階席を選ぶことが多いと思います。ならば,マッチーデープログラムやネットサイトで仮に写真と名前が頭に入ったとしても,実際に見てみると個人の判別がしにくいという状況になってしまいます。それはかなり勿体無い事だと思います。

そういった視点から,遠くからでも判別できるような目印があればいいのになと思い考えてみたのですが,浮かんできたのは背番号だけでした・・・しかし,こういった目印があればIRISのパフォーマンスも余すことなく楽しめると思うのです。

ただ,この2の方法に関してはあえてこのままでいいという考えも述べておきたいです。それは「次はよく見えるように1階で見よう」という動機付けにつながる可能性があるからです。つまり,2階席で初めて見た人が「IRISの人たちすごかった!!」「でも,遠くで誰が誰だかわからなかったな・・」「よし!次は1階席で試合と一緒にもっと近くで見るぞ」という思考のプロセスを経る可能性があるのです。

このように考えるとこのままでいいと言えますし,バランスが難しいところだと思います。



今回は外野の人間が勝手に思ったことを書いてみました。ですから,コストも考えていなければ,実際にどのくらいの効果が見込まれるのかも深くは考えていません。しかし,せっかく思いついたアイデアですし,今後忘れてしまわないためにも書いて残すことにしました。

いずれにしてもIRISの皆さんは本当に「すごい」です。とどろきアリーナになくてはならない存在ですし,私個人としてももっと注目していきたいと感じた今年初観戦でした。








この記事が参加している募集

Bリーグ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?