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油山ってどんな山?|博多幸福論#009

衣食住で言ったら迷わず”食”を選ぶ北海道生まれ大阪経由の我が家。
毎日のように無意識にせっせせっせと食に関する情報は集めてしまうのだが、その他の情報は家族の総力を持ってしてもスッカスカ。

やっと娘が保育園に通う生活が整い平日のリズムができたところで、さぁ土日はどうする。
慣れない保育園生活を頑張っている娘に楽しい休日をお届けしたい気持ちはあるけれど、一体どこに行けばいいんだろう。
みんなどこに行ってるんだろう。

とりあえず最初は近場の公園やイオンの庭でお茶を濁していた。
でもなんか、もっとあるよね。
広ーい公園とかきっとあるよね。
…どこに?

ありそうなのにみつけられなかった場所、それが油山だったのです。

子どもたちがちぎってきた草を狙う油山牧場の牛さんたち

夫が会社の人から教えてもらったというこの油山は、古くから福岡近郊に住む親子の憩いの場だったそう。
ホームページを見ると、なんと今年の4月にリニューアルオープンしたばかり!油山を教えてくれた人はリニューアルのことなど知らずに、牧場があって子どもが喜ぶ山があるよという話だったんだが、これは嬉しい誤算。

我が家からは高速道路を使わずとも1時間かからずに行けるので、予定のない日曜日家族で遊びに行くのにはぴったりの山。
他にこんなに充実した自然の中の遊び場を知らない私は朝から、
「きっと日曜日なんて混むに違いないよ。早く行かないと、着いたって遊具も子どもがいっぱいで思うように遊べないかもしれないよ。早く!早く!早く起きて!!!」

なかなか起きない夫を叩き起こして、だけどマイペース家族であるがゆえ出かける準備だ仕事だ遊びだとわたわたして結局家を出発したのが午前11時。
土日の朝はいつも少し渋滞しているうちの周辺。

あーこれもうあかんわ。
絶対混み混みやで。
こんないい天気で山に行かない家族なんていーひんて。

10年も関西に住んでいたので、すっかりせかせかするようになってしまった。
なんせ関西で子どもが遊べる場所なんて朝イチで出ないとどこも激混みだったわけで。子どもは思うように遊べないと拗ねたり飽きたり帰りたがったりするもんで。早く行って早く帰りたいんですよね。

なかばあきらめモードのまま油山に到着し、駐車場に車を停めるもなかなかの混み具合。
あぁやっぱりね。。遅かったか。。。


と思いきや、あれー?人、これだけ?
なんかすいてる。まさかみんなこの場所を知らないとか?いやそんなことないよね?
ほれほれ、子よ、遊びなさい!

娘が2レーンあるローラーコースターを何度も何度も滑っていると、だんだんローラーコースターに並ぶ子どもたちが増えてきた。

そうか。
福岡の人、いや九州の人は、のんびりなんだね。
関西とはもちろん人口が違うわけで、性質も違うわけで、福岡の混み具合はまぁやさしいものでした。
そういうところは、札幌に似てる。
せっかち度は、大阪>東京>札幌>福岡 かな。(個人の感想です)

ワインとペアリングしたいリコッタチーズと胡椒がかかったソフトクリーム

油山には大きな遊具のほかに、snow peakがやってるキャンプ場や、元も〜も〜らんど?の油山牧場もあって、大人の足でも全部回ったら半日じゃ終わらないぐらい広い。

乳搾りは100円払って葉っぱの券をもらい、長蛇の列に並ぶ。
長いこと待ってやっと乳搾りできるわけだけど、3絞りぐらいで終わり。
それだけーwって思わず言ってしまうよね。
たくさんの子が体験するにはそれくらいで回さないと牛さんも疲れちゃうし大変なんだろうけど、なかなか早かった。
乳搾りしてる時間10秒、牧場までの往復30分みたいな。。

リニューアルはまだまだ未完成といった感じで、これからジップラインができるようになったり、マウンテンバイクで森の中を走れるようになったりするみたい!

今のところ、我が家の油山遊びはローラーコースターが9割。。

今度行ったら娘に乗馬体験させてあげたいな。

私はクラフトビール飲みたい♡


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