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2018年は旅費に消えたスマートフォン購入資金: 山根博士の「スマホ取材の裏側」Vol.77

【年間235日を海外取材に費やす山根博士の1週間の記録】
2018年12月31月日更新

[1]2018年の端末入手台数はわずか19台
[2]中国電信香港の回線契約、中国3キャリア制覇

[3]韓国の身内に不幸がありました

仕事情報などは公式サイトからどうぞ:山根康宏のモバイルネタ

[1]2018年の端末入手台数はわずか19台

年間100台以上の携帯電話・スマートフォンを入手していたのももう3年以上前。去年から海外取材が急増していて、今年は250日を超えました。ほぼすべてが自費なので、原稿を書いたお金で航空券を買いホテルに泊まるという生活が2年続いています。これまで渡航先では何かしら端末を買っていましたが、渡航先が増えるとともにおサイフに余裕なく何も買わずに帰ってくることが増えてしまっています。反省、というかもっと稼がないと、、、

てなことで2018年は大して端末を買っていなかったこともあり、毎月の整理も放置。12月末にようやく確認したところ、この1年で入手種したのは19台だけでした。月1.5台、うーん、少ない、、、これじゃ「コレクター」とは言えないですね。古い端末は今から買うものは少ないものの、新製品をせめてもうちょっと入手しなくてはいけません。Galaxy Note9を買えなかったのが今年の自分の姿勢(端末より旅費)そのものを表しちゃっています。

今年はノートPCの買い替えをして(15回払いですが)、高額商品はこれのみ。デジカメも壊れて新しくしたかったけどお古を安く譲ってもらってしのぎました。本来、仕事のツールも徐々に置き替えるなり、お金貯めるなどしておかなくてはいけませんが、なかなかそうもいかないものです。しかしRazerが好きになってしまい、2019年は15インチノートに買い替えようかと思ったり。Razerの周辺機器(ヘッドフォンやキーボード)も欲しいもの。

私の端末コレクションはジャンクやオールドモデルも多く、価格も安いので買いやすいのですが、香港にあまりいなくなってしまい、シャムシュイポ巡りもなかなかできずで中古も増えず。さらにバルセロナの携帯の墓場通りもオールドモデルがかなり減ってしまい、ここで買うものもなくなりつつあります。数年前は2月のMWC時にそこで10台以上買った、なんてこともありました。道を歩けば面白いようにレアなものが見つかるところだったのです。

ちなみに現在、1500台の端末はほぼすべて香港の自宅に保管しています。箱に詰めたままなので整理もまだ全然できておらずで、早めにメーカー別に整理していつでも出せるようにしたいもの。最近は昔の端末の記事を書くことも多く、先日はモトローラのROKR E1の記事を書こうと思ったのですが見つけ出せず。これiTunesケータイとして話題になりつつ大失敗した製品だけに、実機の写真を記事に入れたかった。

海外行ったら1台買うってのも以前自分に課していましたが、4月のパリではせっかく見つけたFairphone2をスルー。今も売っていることが奇跡だったのになぜ買わなかったのか。。。その反省もあり、10月のロンドンでは上の写真にあるLGの腕時計携帯電話GD910を購入。残念ながら電源はいるまでしかできない(画面つくけど動かない)のですが、コレクターとしては満足。来年もそうやって、いいもの見つけたらすぐに買うようにしたいですね。

2019年はせめて1600台に到達させるべく、年50台買いたいところ。毎週1台ですから無理じゃありません(笑)。ひとまず1月のCESではBestBuyで激安プリペイドスマートフォンでも買おうと思います。

[2]中国電信香港の回線契約、中国3キャリア制覇

香港には4つのキャリアとMVNOが多数ありますが、中国大陸のキャリアが3社とも営業しています。中国移動香港はMNO、中国聯通香港と中国電信香港はMVNO。このうち中国移動香港と中国聯通香港はすでに回線を持っており、中国の電話番号も取得しています。中国でサービスを受けるときは何かと中国番号が必要になりますから、香港で回線契約を持てると中国番号の追加ができ便利なのです。

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