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山根博士の「スマホ取材の裏側」2017/12/25(vol.36)

《目次》
[1]CES2018のチケットをようやく購入
---今回はデトロイトも2年ぶり
[2]中国電信香港がようやくポストペイド開始
---期待の中国デュアルナンバーはまだ
[3]香港引っ越し、新居にベッドが来た!
---あとは荷物をひたすら処分&運ぶだけ
[4]シャムシュイポ街市のレストランへ
---さわがしいローカルな巨大空間
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香港在住の携帯電話研究家、山根康宏です。日本は年末でしょうが香港は「月末」。1月1日の新正月を前に、クリスマス休暇でまったりしている状況です(12月25日が祝日)。自分は日本の年末休み前に仕事を仕上げなくてはならず、連日記事執筆に没頭しています。そして月内に引っ越ししなくてはならないため、新居へも連日通っている状況です。

[1]CES2018のチケットをようやく購入
---今回はデトロイトも2年ぶり

2018年1月9日からラスベガスで開催されるCES2018取材のチケットをようやく購入しました。普通であれば遅くとも1か月前、早い人なら3か月前くらいに安いチケットを押さえるでしょう。しかし毎年CES前後の予定がなかなか決まらず、また今年は引っ越し費用(家賃デポジットなど)が家計の負担になってしまったため12月中旬以降の購入となりました。

フライトは、
1/5 東京→香港→ニューヨーク(EWR)
1/19 ニューヨーク(JFK)→香港
1/28 香港→東京
(アメリカ国内移動は別購入)

今回はCESのあとNAIAS(デトロイトモーターショー)へも行くため、ラスベガス→デトロイトだけは念のため早めにチケットを取っておきました。2年ぶりとなるのですが、2年前はギリギリに予約したところ安い運賃が全く見つからず、ラスベガスから2回乗り継ぎでデトロイトへというフライトに。しかし最後のセクターが強風で行先変更(着地したけど着陸できず)。ピッツバーグ(だったよな)に着陸してそこからレンタカー相乗りでデトロイト入りしたのでした。辛かった...

香港からこの時期のキャセイのアメリカ行きは、西海岸は9月あたりからもう売切れが出てきます。12月ともなればもう空席はほぼゼロ、しかも割引なしで高くなります。一方東海岸はなぜか格安。香港からだと25万円くらいになりますが、日本発や韓国発だと10万円台もあり。もちろん9月くらいに探せばもっと安い運賃もありますが、キャセイのマルコポーロクラブでゴールド維持のためにはマイル加算100%が必要。激安運賃は取れません。

そのため香港からニューヨークに飛び、そこからラスベガスへ戻り。帰りはデトロイトからニューヨークが近いってことで、アメリカの出入りはニューヨークへ。そこに行きは東京からをつなげ、戻りは香港到着後滞在して1週間で東京へというフライト。ラスベガスなのに東海岸から入るのも遠いのですが、ニューヨーク大好きですから悪くありません。

さてフライトは1/5東京発で空席を探し、いくつかの組み合わせからフライトを決めて予約しカード決済の画面へ。情報を入れて購入プロセスに進んだのですが、エラーで予約できず。もう1回やってみたところ、なんと1/5のフライトは満席になって65万円なんて料金に。タッチの差で空席が埋まってしまったようです。

仕方なく1/4発で取りましたが、そうなると1/3に日本へ行かなくてはなりません。引っ越しは12/31に終わるはずですがもしも終わらない場合、1月も作業が必要です。そうなると1/3香港発は時間がタイトすぎます。

とはいえキャセイはマルコポーロクラブ会員なら72時間は予約をホールドできるのでそうして、翌日改めて予約してみました。すると1/5に空があり無事こちらで購入完了。結局は約22万円と当初の予想よりかなり高くなってしまいましたが、早めに取ることができない事情があったので仕方ないですね。CESとデトロイトで頑張って仕事しないと。

なおデトロイトモーターショーは1/15からで、メディア関係者は1/17まで入れます。ホテルは1/19まで取っているのですが、旅費削減のため1/17か1/18に戻ることも考えました。しかしこのチケットは香港滞在は8日間のみOK。1/17に飛ぶと香港着が1/19になるので、その後の香港から東京へは1/26に香港発となってしまいます。日本で用事があるのが月末予定なのでこれでは早すぎます。ということで東京戻りの旅程も考慮して1/19ニューヨーク発となりました。

以前(予約システムが変わる前)は香港のストップオーバーは30日や90日OKだったのですが、今のシステムだと一週間(翌週同日で8日間)しかだめなようです。旅程の自由度が無くなってしまったのですが、まあ仕方ないことですね。それに今はアジアを細かく動くならLCCもあるので、CESのチケットの最後の区間、香港→東京は最悪破棄することも考えています(1万円かかりますが)。

[2]中国電信香港がようやくポストペイド開始
---期待の中国デュアルナンバーはまだ


香港では中国大陸の2大キャリア、中国移動と中国聯通がそれぞれ中国移動香港、中国聯通香港としてサービスを展開しています。中国移動香港は旧Peoplesを買収してMNO。中国聯通香港はMVNO。両社の特徴は中国と香港のデータ通信共用サービス、そして香港と中国のデュアルナンバーサービス。以前はプリペイドでも提供していましたが、今は旧製品の継続をのぞきポストペイド契約のみで展開中。

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