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香港・深センでも気軽に5Gを体験。FlexPaiを香港でみつけた!

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◆◆◆山根博士の「スマホ取材の裏側」Vol.89◆◆◆
【1】香港で5G体験イベント開催、5Gスマホをチェック
【2】深セン電脳街も5Gだらけ、中国電信も飛んでいる
【3】FlexPai発見!久しぶりの香港・先達廣場めぐり

【1】香港で5G体験イベント開催、5Gスマホをチェック

毎週のように5Gのライブデモを体験していて、書いている記事も5Gだらけになりつつある今日この頃です。6月上旬にCES ASIA 2019の取材から戻ってきたらば、今度は香港で5Gイベントが行われていました。香港テレコム(HKT)主催のもので、親子も楽しめる体験ゾーンもある和気あいあいとした内容。場所は旧カイタック空港で、行くのがちょっと大変でした。

現在カイタック空港跡地は大型のフェリーターミナルが一部できていて、主に観光客船や遊覧船(たぶん外洋まで出るカジノフェリー。1晩ですが、乗るのに出入国します)が立ち寄るようです。とはいえ毎日ではありませんから、5Gイベントの取材に行った6月16日(日)もフェリー乗り場は人がおらず閑散としていました。バスは九龍湾などからしかなく、すべての施設ができあがるまでは交通の便も悪いままなのでしょう。旺角からタクシーで行きましたがHKD100以上かかりました。

こんな不便な場所なのでお客も少ないと思いきや、日曜日だったこともあってかなりの混雑。香港は行くところが少ないので、大きめのイベントがあると結構人が集まります。6月ということで学期末なので、夏休み前のちょっとした大型イベントというイメージでしょうか。とはいえ子供たち向けの展示だけではなく、スマートシティーやオフィス・リテール向けのソリューションなども。それに質問している大人の人も多かったです。

展示の目玉は5G端末で、サムスンは独立したスペースで5G機を含むGalaxy S10シリーズなどを展示。Galaxy S10 5GではNR n78+LTE B3で電波をつかんでいました。設定画面にはいれずテザリングがONにできず、またスピードテストのアプリも入っていなかっため速度テストができず。WEB版にアクセスすればよかったのですけどね。

5Gスマートフォンは別途専門コーナーがあって、こちらではGalaxy S10 5Gに加え、LG V50 ThinQ、ファーウェイMate 20 X 5G、シャオミMi MiX 3 5GがSIM入りで展示。Mate 20 X 5Gでこっそりテザリングしてみたのですが、100Mbps程度と5Gはつかんでいるものの実力はでず。4Kビデオストリーミングのデモなどをやっていたのですが、そこそこ見れたのはLTEレベルの速度でも十分いけたからかな。

ショーケースの中にはOPPO Reno 5G、ファーウェイMate X、Vivo NEX 5Gが展示されていました。すべてライブデモする場所がなかったのかもしれません。Reno 5Gは中国でライブデモによく使われていますし、海外でも販売されていますから、展示機も動作モデルと思われます。

あとはなぜかTCLの折りたたみ端末が参考出展。5G対応ではなく折りたたみをアピールのようです。まあ先進性のある端末ってことで、ここに展示したのでしょう。谷折り式ですが外側にディスプレイは無く、LEDライトによる通知のみに対応。実機がどのような形で出てくるか気になるところです。


【2】深セン電脳街も5Gだらけ、中国電信も飛んでいる

CES ASIA 2019取材時に上海で5G体験をしてきましたが、深センでもやっているはずだよねということで電脳街・華強北路へ行ってきました。上海で感覚はつかんでいるので、行くお店は決まっています。もちろん真っ先にOPPOのフラッグシップストアへ。

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