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ついに登場ROG Phone!変態端末オフ参加で日本へ再び : 山根博士の「スマホ取材の裏側」Vol.75

【年間235日を海外取材に費やす山根博士の1週間の記録】
2018年12月13日更新

[1]ASUS ROG Phoneがようやく発表!日本で取材
[2]八王子変態端末オフに今年も参加して登壇
[3]ようやく買えたファーウェイのNMカード(新メモリカード)

仕事情報などは公式サイトからどうぞ:山根康宏のモバイルネタ

[1]ASUS ROG Phoneがようやく発表!日本で取材

11月は2回しか更新できずでした。出張の連続で悲鳴を上げている状況ですが、情報はしっかり集めているのであとはアウトプットだけ。12月にかけ日本に何度行ったか、、、12月中旬は韓国で休養兼執筆にこもり、月末までは香港予定です。

さて11月の話になりますが、日本で行われたROG Phoneの発表会を取材したネタ。赤坂のASUSストアで行われましたが、会場がちょっと狭かったのが残念かな。ZenFone 5の発表会の時は、発表会は別会場、タッチ&トライを赤坂のお店でやってもう少し余裕があったんです。とはいえROG Phoneの全周辺機器も展示され、しっかりと触ることはできました。

そもそもROG PhoneはComputex2018で発表されたものの、一時は出る出る詐欺ではないかと思えたほどで、ASUSの今のスマートフォン事業を見る限り出てこなくても不思議ではありませんでした。しかしここのところのモバイル向けゲーム、特にバトルロイヤルゲームの盛り上がりを見る限りゲーミングスマートフォン市場はこれから伸びる分野。ROGのブランドでゲーミングPCを出しているASUSだけに、スマートフォンでもこの分野のリーダーを目指したいところでしょう。

発表会はスマートフォン関係のメディアだけではなく、ゲーミング関係の方々も来られていました。そのためちょっといつもとは異なる雰囲気。ゲストもゲーマーのChocoblankaさんで、ROG Phoneを使ってのゲームプレイもスムース。謎の女子アナとか女性タレントを呼ぶよりマッチしていました。

なお、いいかげん「私、機械よくわかんないんですよね」って女子タレだす発表会は(どこのメーカーとは言いませんが)もう時代遅れというか、それを求めている層がそのメーカーの製品を買うとは思えないので個人的にはやめてほしいものです。

製品そのものも面白いのですが、今回はすべてのアクセサリをセットにしたコンプリートセットも用意。専用のカバン(スーツケース)付属で約30万円と高価ですが、マニアな方はいるようであっという間に限定数が完売になったようです。お知り合いのライターさんも買っていました。私はゲームはやらないのですが、いかにもゲーミングデバイスなデザインのROG Phoneにはちょっと惹かれています。本当はRazer Phone2が欲しいのですけどね(どちらを買っても「見せスマホ」として使いそう)。

さてあとはASUSがこのROG Phoneをどのように売っていくかが見ものです。ZenFoneのブランド力が急落している今、ZenFoneとは全く切り離した別の製品としてアピールしなくては中途半端な存在に終わってしまいます。また発売直後だけ売れるのではなく、せめて半年くらいはコンスタントにユーザーが増えるように定期的にゲーム大会を開くといったキャンペーンなども必要でしょう。

ROG Phoneが売れさえすれば、ZenFoneも再び人気製品になるはず。日本ではほかにないゲーミングスマートフォンだけに、マーケティングをどう行っていくかが気になります。

[2]八王子変態端末オフに今年も参加して登壇

毎年秋に行われている八王子のエイビット本社の会議室を借りて開催されている変態端末マニアたちの集い「八王子変態端末オフ」が11月17日に開催されました。登壇者形式では6回目。私も今回も登壇させていただきました。これはユーザーミーティングなのでお仕事ではなく趣味の一環として参加させていただいていますが、登壇してお話しするのも毎回楽しみなのです。

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