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Humans of HLAB vol.10 Raiku Shiraiwa

あなたの「今」はどんなストーリーでできている?
Humans of HLABは、HLABの最大の魅力である「人」に焦点を当て、彼らが今大事にしている価値観やそれにまつわるストーリーを写真と共に発信していくプラットフォームです。Humans of New YorkというBrandon Stanton氏のプロジェクトをベースとし、インタビュアーの話を彼ら自身の語り方そのままにまとめ紹介していきます。

What makes you ‘who you are’ right now?
Humans of HLAB is a platform where it focuses on ‘people’ within the HLAB community to share their unique stories and perspectives - especially on what makes them who they are right now. The stories posted are based on the project, ‘Humans of New York’, which Brandon Stanton shares quotes and short stories from his interviewees in their tone of speaking, along with their portraits.

「どんな時でも、『翻訳』『熱狂』し続けたい」
“I want to be an ‘Interpreter’ and an ‘Enthusiast‘ whenever and always.”

僕は去年まで、毎日満員電車に乗って辛そうに通勤している大人を見て、大人って夢ないなって思ってたんです。でも去年、HLABの開催地である女川町に初めて行った時、「この町をもっと面白くしたい!」って熱く語らう大人や、情熱的に夢を語る大人が全国から集まっていて。僕にとっては「大人になっても目を輝かせてアツく生きていけるのか!」と気づいた衝撃的な経験だったし、こんな大人になりたいな、と心から思うようになりました。そんな僕にとってのかっこいい大人は、「翻訳」と「熱狂」ができる人。っていうのも、地元の鹿児島では親戚や近くに住んでる人がよく家に来て、「日本のこういうとこダメだよね」みたいな話をすることが結構あって。まだ子供だった僕もそんな人達とイコールで話ができる、このコミュニティが大好きだったんです。だから相手の目線まで降りてこれる人って本当に一流だなって思う分、僕はコミュニティ間にある文化や世代の境界線を滲ませたり、ギャップを埋められるような「翻訳家」になりたい。サマースクールの中でもそんな人でありたいなと思っています。
日本全国・世界各国から情熱的な人が集まるHLABも女川町も、文化や世代を超えて知的好奇心が混ざり合い、科学反応が起こるコミュニティです。こういうコミュニティって本当に魅力的だなって思うので、特にコミュニティが大事な僕には最高の環境です!サマースクールを創る上でも、相反する価値観がぶつかり合ったり、その中で最適解を探ったり。そういうプロセスって思い通りにいかないもどかしさで苦悩と葛藤が生じるけど、こうやって熱が生まれるからこそ、最高のサマースクールが創造できると信じています。だからこそ、サマースクールまであと少し、高校生にとって「熱狂」を生み出すサマースクールを作り上げたいと心から想っています...!

ーRaiku Shiraiwa(HLAB MIYAGI-ONAGAWA 2018 EC, HLAB MIYAGI-ONAGAWA 2019 Program Director)
*EC = Executive Committee

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