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Humans of HLAB vol.17 Yoshihiro Makita

あなたの「今」はどんなストーリーでできている?
Humans of HLABは、HLABの最大の魅力である「人」に焦点を当て、彼らが今大事にしている価値観やそれにまつわるストーリーを写真と共に発信していくプラットフォームです。Humans of New YorkというBrandon Stanton氏のプロジェクトをベースとし、インタビュアーの話を彼ら自身の語り方そのままにまとめ紹介していきます。

What makes you ‘who you are’ right now?
Humans of HLAB is a platform where it focuses on ‘people’ within the HLAB community to share their unique stories and perspectives - especially on what makes them who they are right now. The stories posted are based on the project, ‘Humans of New York’, which Brandon Stanton shares quotes and short stories from his interviewees in their tone of speaking, along with their portraits.

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「100個のキーを持つことより、100個のドアを開けられるマスターキーを持っていたい」
“I rather have one master key that leads me to 100 possibilities, rather than having 100 keys that I can use for each one.”

僕にとって「今を最大限に楽しめるか」は自分の行きたい方向を決める上で大事かな。

次の何時間後のために何かをするんじゃなくて、今を積み重ねていって、その先に出来た道を生きるみたいな。目標がないわけではないけど、これを得たい、って思って何かをやると、そういう言語化されたこと以上を得られる気がしなくて。だから言語化できてないような、副次的なものを得るためにも、まっすぐに、感情的な部分でぶつかっていきたいんだよね。そうやってその場その場で価値ある人になりたい。

真っ正面から物事にぶつかっていくことでその場に通じるキーを得る。でも目指しているのはそのキーではなく、物事の根幹につながるような、100個のドアを開けられるマスターキーのようなものを得ていくようなイメージ。
こういうのって、想いが本当に大事なんだなって最近サマースクールを振り返っても思う。人生の中で選択する機会は本当に多いけど、でも、たくさん流れてくる選択肢の内の何個を掴むかによって、自分が決めることの数が変わってきて。これが多くなると当事者意識が芽生えて、責任感も増える。こうやって想いは強くなっていくと思うんだけど、強くなるとそれが行動に表れて、それを見た人が助けてくれるんだよね。

こんな風に、常に自分は色んなことについて考えている。自分の考えを出すために考え始めたけど、そこに対して絶対これが正解だって思えない分、どういう時に考えるのを止めるのかわからないくらい、ずっと考え続けてるな。自分にとって考えるのはすごく大事な行為で、考えがその人らしさだと思ってるから、これからもずっと考えていきたい。

ーYoshihiro Makita (HLAB TOKYO 2018 EC, HLAB TOKYO 2019 Tokyo Program Director)

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