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Humans of HLAB Vol.22 Tomoaki Ban

あなたの「今」はどんなストーリーでできている?
Humans of HLABは、HLABの最大の魅力である「人」に焦点を当て、彼らが今大事にしている価値観やそれにまつわるストーリーを写真と共に発信していくプラットフォームです。Humans of New YorkというBrandon Stanton氏のプロジェクトをベースとし、インタビュアーの話を彼ら自身の語り方そのままにまとめ紹介していきます。

What makes you ‘who you are’ right now?
Humans of HLAB is a platform where it focuses on ‘people’ within the HLAB community to share their unique stories and perspectives - especially on what makes them who they are right now. The stories posted are based on the project, ‘Humans of New York’, which Brandon Stanton shares quotes and short stories from his interviewees in their tone of speaking, along with their portraits.

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「不安に打ち勝とうとして、とにかくまず行動してみる。とにかく進め進めって感じで。」
“I feel like I gotta get going everyday, and take an action for change - since that’s my way of overcoming fear.”

元々自分に自信がなくて、周りの目を気にして変われずにいたんよね。末っ子だったこともあって、自分の中で兄弟と勝手に比べて、人の目をすごく気にするタイプで。でも高3の夏に参加したキャンプで自己分析をやってみて、それによって考えが変わったっていうか。このキャンプで自分のことを話したり人の話を聞いてから、人によって生活も環境も全然違うことに気付いて。自分に自信持っていいんやな、って思うようになった。人って違うんだな、人が何思おうが関係ないねんな、って思うようになって。

それまでは全く自分のことを発信しなくて、勝手に変な解釈されて嫌やな、って思うことはあったけど、変われない自分がいて。その頃キャプテンをやってたスポーツチームでも、自分のことを自分から話さんかったんやけど、ただ時間を多く過ごす中で関係が深まる、と思ってたんよね。でもそれは違って。それぞれ考えてることも違うし、それを解釈する方法も違ってくるから、自分の思ってることを話してお互いが、「あ、そういう事やねんな」って確認し合うのが、理想のコミュニケーションかなって思い始めるようになった。自分のことを話すようになってからは気持ちも楽になったっていうか、今まで我慢してた自分がどこかにいたんかなって気づいたのもあって。そこから変化するのってすごい大事やなって思うようになったんよね。常に変化し続けないとあかんのかなって、そんな想いが心のどこかにあるのかなって思う。

だからなるべく挑戦しようと思ってる。一人でアメリカに大学で行ったことは大きな挑戦やったかなあ。自分からやりたいって思ってHLABに入ったことも、小さいことやけど挑戦できてるって思う。そういう小さな小さな挑戦がより大きな挑戦にきっと繋がるんかなって。

でも挑戦するときは不安もある。挑戦したい自分もいれば、失敗したらどうしようっていうネガティブ思考な自分もいるし。だからこそ今できることを考えて、色んなものを見たり経験したりして、なるべく不安を消すようにはしてたなあ。不安に打ち勝とうとして、とにかくまず行動してみる。とにかく進め進めって感じで。うまく表現できないんやけどね。

ーTomoaki Ban (HLAB 2020 OBUSE JPS)
*JPS = Japan Side Mentor

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