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Milestone <過去参加者インタビュー>#1 Rin Kagasawa

自己紹介

名前:加賀沢 凜
大学:弘前大学医学部2年
メンター:HLAB 2022 TOKYO
参加年:2019 MIYAGI-ONAGAWA
参加当時:高校2年生

中学生から大学生を青森の田舎で過ごしていて、HLAB2022 TOKYOのメンターです! 大学では医学を学んで勉強漬けの日々ですが、サマースクールの開催を楽しみに頑張っています…!

英語の実力を試したい、というのが最初のきっかけ

自分が勉強していることが本当に役立つのか試したいと思い、海外の人と喋れる場所を探したのがHLABと出会う最初のきっかけです。中学高校で英語を学んでいましたが、ずっと青森県に住んでいたこともあり、英語を話す機会がなかったからです。私の周りでは、高校で勉強と部活以外の他に何かをやることを知らなかったので情報がないことから課外活動の存在を知りませんでした。そのため、HLABのことを話すとすごく珍しがられた記憶があります。

自分の進路に覚悟を持ったリフレクション

 サマースクールに参加して、とても印象的だったことはあるメンターの方が、「敷かれたレールに沿った進路を歩むのはよくない」と話をしてくれたことです。サマースクール参加時点で既に医学部に行きたいと自分の中で決めていましたが、メンターの方に本当に医学部に行きたいのか、医学部に行くことは人生の幅を狭めることになるがそれでいいのか、などたくさんのことを聞かれました。しかし、なぜか問われる質問に全部しっかりと答えることができた自分がいました。これこそがHLAB2022が掲げるVisionにもある通り、自分と向き合い、将来の進路について決心がついた瞬間だったと思います。最後にはメンターの方が頑張れ!と背中を押してくれました。サマースクール後は本格的に受験の面接練習が始まり、リフレクションでたくさん進路について考えたことが非常に役に立ちました。

HLAB 2022 Vision
『高校生が自分と向き合い、一歩を踏み出し、進み続ける「場」をつくる』

サマースクール参加後の新たな挑戦と気持ちの変化

参加後にはマイプロジェクトにチャレンジ

私はHLABのサマースクールに参加した後、マイプロジェクト※に挑戦しました。この活動では、小学生から高校生が夏休みに描いた絵で入選しなかったものを、老人ホームや施設に飾って再利用しようというプロジェクトを自分で考えて実行しました。HLABのサマースクールに参加したことで自分の中で課外活動の扉が開いた気がします

※探究学習・マイプロジェクトを実行した全国の高校生が一堂に会し、
活動の発表・参加者との対話を通して次の一歩を考える、
日本最大級の「学びの祭典」です。

1人じゃないって思えた

私は、サマースクールに参加して1人じゃないと思えるようになりました。サマースクール参加当時はセクシュアリティについて悩んでいた時期で、学校では誰にも話すことができませんでした。しかしサマースクールで同じ悩みを持っている仲間に出会うことができて世界が広がった気がします。学校では言いにくいけれど、HLABは自分にとって日常生活とはそんなに関わりがないからこそ、何でも言える場所だったのかもしれません。あの時から3年経った今でも、お互いに相談しあったりしています。

他の人の考えに興味を持つきっかけに

サマースクールに参加するまでは周りの人と深い話をしたり、自分の考えをしっかりと話す機会がほとんどなかったので、自分の中でなんとなくみんな同じ考えだろうと思っていた部分があった気がします。しかしリフレクションのときにハウスのメンバーが話す悩みを聞いて、考えの違いの面白さに気づくことができました。

参加時ハウスのメンバーとの写真

「気づきを与えてくれた場所」

私にとってサマースクールは気づきを与えてくれた場所です。進路はもちろんのこと、ジェンダーについての気づきは一番大きかったです。ジェンダー、セクシャリティの悩みを持っている人は自分1人じゃないと気づくことができました。

参加に迷っている高校生に一言!

非日常な夏を味わいたい高校生はぜひ参加して欲しいです!!

英語を話す機会が欲しくて参加しましたが、それ以上にHLABで出会えた仲間の存在が大きかったです。HLABに参加する前は言葉にして応援する人が親くらいしかいませんでしたが、参加してから自分の後ろで支えてくれるハウスのメンバーやメンターがいてくれることが何をするにも自分にとって大きな自信になりました!


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HLAB2022 SUMMER  SCHOOLの参加応募2次締め切りは、6月18日です。皆さんのご応募をお待ちしています!

サマースクール募集詳細

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