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久しぶりの友人とふぐと、初のどぐろ

先日、友人に会いに北九州に行ってきた。表向きの目的は、旬のふぐを食べること。

友人は門司で生まれ育った人なのでお店にも詳しく、地元で人気の小料理店を予約してくれた。ふぐ刺も美味しかったけど感動したのは白子。これまでちょっと怖い気がして避けてきたのが悔やまれる。こんなに濃厚かつ深い味だったとは。人生損してた…。

塩でキリッといただく

友人は同じ会社の九州拠点で働いている。仕事を通じて仲良くなったのだけど、実際に会うのは会議や出張の時のみ。しかもここ最近はどちらも自粛だったので、顔を合わせるのは3年ぶりくらいだった。

東京から行くなんて言ったら嫌がられるんじゃないかと思っていたけど、予想以上に暖かく迎えてくれ、話もいろいろと盛り上がった。それでもって翌日のお昼は下関の唐戸市場に行きましょうという話になった。

唐戸市場の事はは全く知らなかったのだけど、すごく面白い場所だった。築地や太田市場とは違い、日曜日は市場の中で屋台(とは言わないかもしれないが)がたくさん出ている。フライや汁物にも惹かれたけれど、やっぱりお寿司の魅力に抗えず…。
生まれて初めてのどぐろをいただいた。一貫800円。

寿司ネタが大きい!

関門海峡を望む屋上デッキで食べるお寿司の味は格別だった。

この3年は、自分にも友人にも大きな変化があった時期だった。
変化のど真ん中にいた時は気づくことができなかったけれど、足を止めてふと振り返ってみたら変わったもの・取り返せないものの大きさにクラクラ来ている。

そんなクラクラを振り切る意味でも、えいやと行った北九州。美味しいふぐとのどぐろのお寿司は今後、どんな思い出になっていくんだろう。

余談だけれど、今回の旅の隠れた目的は松本清張記念館と森鴎外別宅を訪ねることだった。清張記念館は期待通りの場所だったのだけれど鴎外別宅は…。

なんでここにパネル置くかな…

場所も小倉の風俗街の中にあって、10時の開館時間に行ったら仕事上がりのホスト風な男の子たちが周りでタバコを吸っていた。
オマエら、異能生命体に殺されても知らねーぞ、と毒付いてしまった小倉の朝である。

#元気をもらったあの食事

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