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2台目のオリンパス ペンS

オリンパスのペンSは、数あるペンシリーズの中で、一番完成度が高いモデルではないかと思っています。ペンS以外は触ったことないのですけど。

ペンSには、30mm f2.8のレンズが付いたものと、28mm f3.5が付いたものの二種類があり、後者の方が数が少ないです。私はもともとf2.8のペンSを持っていたのですが、残念ながらレンズが曇っていて持ち出す機会が減っていました。ペンS自体は優れたカメラですので、状態が良いものを買い足そうと思い、せっかくならとf3.5の方をヤフオクで購入しました。

左がf3.5、右がf2.8
ファインダー周りの材質も異なる

f3.5のレンズは初代ペンに搭載されたレンズと同じもので、良く写ると評判のレンズです。f値が暗い分レンズが小さいので、f2.8よりも厚みが薄くコンパクトです。

以下、f3.5のペンSの作例です。







Olympus PEN S 28mm f3.5 / ILFORD XP2 super

現像から戻ってきて画像を確認すると、水平が取れておらず、どれも同じ方向に傾いていることに気づきました。カメラを確認すると、なんとファインダーのブライトフレームが傾いていました。

ヤフオクの説明欄にはオーバーホール済みと書かれていて、信用して買ったのですが、出品者自身による素人整備だったのかもしれません。ガックリ。まあ、ヤフオクやメルカリで中古カメラを買うとこんなことだらけです。

今回のペンSはレンズは綺麗なので、ちゃんとした修理業者に送って直してもらおうかと考えています。中古カメラを集め出すと、こんな感じで悩みが尽きません。でも、手間がかかるからこそ楽しいのかもしれません。

追記

ファインダーの傾きの件、修理業者に送って確認いただいたところ、しっかり固定された部品なのでオーバーホールでズレることは考えにくく、メーカー出荷時から傾いていたのだろうということでした。なので無理に修理せずこのまま使うことにしました。このカメラは、フレームなど見ずにシャッターを切るくらいが良いということにします。

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