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自キ沼に入門してから7カ月を振り返ってみた

割引あり

記念すべき初投稿🎉(いまさら🤔)
※有料記事設定になっていますが全文字無料です
都内で機械学習うんちゃらかんちゃらやっているhmasdev(X → @hmdev3, github → @hmasdev)といいます🙇‍♂️
noteでは X と同じように python/AI・機械学習/自作キーボードについて投稿していきたいと思います!

本記事では私が自作キーボードに入門してから半年ちょっとで何を作ってきたのかを振り返りたいと思います👏まだ入門されていない方、ぜひ道しるべとして参考にしてください!自キ界隈の大先輩方、若輩者ですが歓迎していただけますと嬉しいです🥺


自キ沼に入門したきっかけ

私は大学(院)時代からずっとHHKBを使ってきました。
社会人になったあとも HHKB Hybrid Type-S に切り替えたもののHHKBを愛用してきました。

使っていた当時は「HHKB最強。これ以外ありえん。なんで自作なんてするの?」っていう気持ちでいたような気がします。ただ、本当にHHKBだけなのかというと、それは嘘で、マクロキーボードやフットスイッチなどのガジェットや、肩こり防止のためのローラーマウスにも手を出したりはしていました。

とある日、HHKBを触っていると、ふと「HHKBの右側の数キーいらないぞ」と気付きました。自キ沼への入り口です。取り立てて強いきっかけがあった訳ではなく【ちょっと気付いてしまった】だけなのです。これが深い深い沼だと知らずに。

組み立てたキーボード

最初に出会った自作キーボードキット(Corne Cherry Light)

さて最初に出会ったのは Corne Cherry Light
せっかく自作するのであれば左右分割・カラムスタガードがいいかなと思いこれにしました。遊舎工房さんの商品説明でも

表面実装のパーツがないため初心者の方でも簡単に組み立てることができます。

https://shop.yushakobo.jp/products/corne-cherry-light

と初心者向けであるとのお墨付き!
そして実際にその通りではんだ付けがほぼ初めてであるにも関わらず問題なく組み立てることができました😊

さて、一個作ってしまうとさぁ大変。
分割型のよさ・40%のよさ・カラムスタガードのよさに感激してしまいます。そして新たな欲求が…

二台目(Claw44 v3.1)

というわけで二台目。親指キーを増やすため、Claw44を組み立てさせていただきました✨親指に加えて、小指キーの配置にすごく感動しました。そして何といっても Claw44 の良さは拡張キット💡4つロータリーエンコーダをつけてクルクル回すの楽しいです♪

  • ボリューム +/-

  • マウスホイール Up/Down

  • Alt+Tab(+Shift)

  • Ctrl+Tab(+Shift)

に対応させています!

三台目(Keyball39)

さて、まだまだ欲求は収まらず、Twitter(当時)で見た Keyball に感動し、入荷を待ちに待って、待って、購入した Keyball39🥎
本当に「手をキーボードから離したくない」という強い信念を実現するための最高の一台だと思います。今、最も使っているキーボードです✨

さらに Keyball39 への切り替えと同時にキーキャップも高さが欲しかったため MT3 に切り替えています!Drop で販売されていた LORD OF THE RINGS の Elvish 刻印。見た瞬間に一目ぼれして購入したものです。

あと、この辺りから論理配列沼にも浸かり始めていますが…それはまた別記事で。あと、ファームウェアのコードもこの辺りからいじり始めてますが、それも別記事で✎

ちなみにキーキャップを選ぶ際には Keycaps.info も参考にさせていただきました👓

四台目(cool536lc)

続いてはさらにキー数を減らせるかどうか確認するために cool536lc も試させていただきました(Xへの投稿を忘れてます)。こちらはケースによる音の響きがよくタイピングが楽しかったのが印象的でした♪
ただ、36キーはどうやら私には足りないと気付いたのもこの一台でした…

五台目(Hand24(仮))

沼はまだまだ深まります。キットは多くの方に使ってもらえるように設計されていると感じたため、「自分の手に合わせるには基板から設計すればよいのでは?」と考え、基板の設計を挑戦しました。基板設計の記念すべき第一弾がこちらの Hand24 (仮) です。こちらは自分の手形を取り、自分の指に最適化した基板です。発注は JLCPCB さんにお願いしました。

聖書は footstan さんの「自作キーボード設計入門」です。これを見れば初心者でも一から設計することができます!先輩方が偉大過ぎて涙が出そうになりました😭

六台目(Hand24 with balls(仮))

六台目は五台目の魔改造👹Hand24(仮)にトラックボールを二個取り付けています。ファームウェアの設計には四苦八苦しましたが、@aki27kbd さんの trackball_module(https://github.com/aki27kbd/trackball_module) や @Yowkees さんの Keyball39 のファームウェア(https://github.com/Yowkees/keyball)を参考にしながら挑戦しました💪

この辺りからFusion 360 を使ったトラックボールケースの3Dモデリングなども始めていますが、こちらも別記事で執筆します✍

七台目(Hand38-10x10(仮))

さて、入門から7カ月。3Dモデリングにも入門できたため、年末年始の時間を使って基板・ケース・キーキャップを一から設計することに挑戦してみました💪その結果が Hand38-10x10(仮)!

こだわりは

  • 10cm x 10cm に 19 キーを押し込めてJLCPCBさんで格安で発注できるようにしたこと

  • 10cm x 10cmで可能な限り私の指にフィットするようにしたこと

  • 奇抜なキーキャップ(もはやキャップではない(笑))

  • ケースにねじを使わないようにしたこと

です!KEEB_PDでも投稿させていただき、多くの方に「いいね」をいただき非常に嬉しかったです!これにて入門完了ですかね?(エンドゲームとは言っていない)

学びと得られたもの

さて、ここまでツラツラと組み立てたキーボードの一覧と適当な感想を書かせていただきました(お付き合いいただきありがとうございます🙇‍♂️)。

自作キーボードに入門して7カ月。スキルとしてははんだ付け、電子基板、3Dモデリング、QMKファームウェアのコーディング、論理配列など様々なスキルが身についたと思います(初歩の初歩ですがw)👨‍🏫

教訓

  • 40%、左右分割最高!

  • 自作キーボード難しくない!ドキュメントも作成者の方がしっかりと執筆してくださっているため、キットの組み立てもかんたん!

  • 基板から自作するのも楽しい!Footstanさんのバイブルを参考にすれば初心者でもかんたん!

  • 自作キーボード界隈の先輩方偉大!

これからやってみたいこと

  • キースイッチ沼

  • ジョイスティック

  • 無線化

  • QMK以外のファームウェア(ZMK?)

  • キー部・天キ一キーボードワイワイ会にお邪魔すること

まとめ

今まで電子工作とかには全く触れてこなかった身としては自分の幅を広げる良い機会となりました!エンドゲームはまだまだ遠そうですが…😭

みんな、自分で使うキーボードは自分で作ろ?

駄文にも関わらずここまで読んでいただき、ありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします🙇‍♂️

本記事は Keyball39 で書きました⌨

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