息子がこの世に生まれてほぼ二年。
最近は人並みに自我が出てきて、気に入らないことがあると、火がついたように怒り狂う。

今日もギャンギャン騒いで泣きまくり、こちらもイライラして怒り、さらに息子のギャン泣きはヒートアップ。

今日も息子に怒ってしまった……と自らを省みるnoteである。

子供のイタズラと私のイライラ

ことの始まりは、息子の前で靴を洗ってしまったこと。
最近お手伝い好きだし、一緒にできるかな？もしくは飽きたら１人遊びするかな？と、甘～く見積もってしまったのが敗因。
しかも、寒いからと玄関土間でやってしまった。

最初は大人しくこちらの言うことを聞いて、一緒にブラシで靴を磨いたり、浸け置き洗いをしたりとしていたものの……そのうち、浸けていたびしょびしょの靴を振り回し、洗わなくていい靴を濡らし、玄関に水をぶちまける遊びを繰り返す……。

最初は穏やかに「それはやめてね～～」と言っていた私も、さすがにイライラが募っていき、最後は

「やめろっていってんだろ！いい加減にしろよ！！！」

と、靴を奪い取った。

遊んでいたおもちゃ（靴）を取られ、大きな声で叱られた息子は、途端にギャン泣き状態に。

あーーー。やっちゃったなぁと思うも、時既に遅し。

ひどい態度をしてしまった……と、私が自責の念に苛まれる一方、息子のギャン泣きは続く。

一度こうなると何を言っても聞き入れない。
気を紛らわそうとおもちゃを渡してもだめ。
最終手段、おやつも、機嫌を直すかは五分五分。

幸い、この時はお菓子を食べよう、で落ち着いてくれ、「きつく言ってごめんね」と謝ると、息子はこくりと小さく頷いた。　

子供の立場で考える

もちろん、イタズラはしてほしくないし、人が「やめて」と言ったことはやめると覚えてほしいけれど、そもそも元を辿ると、息子にとってこの「お手伝い」は楽しい遊びであったはず。
楽しく遊んでいたはずなのに、親にイタズラとみなされ、理不尽なルールを言われ、最後は取り上げられる。

私が息子ならそりゃあ怒るよなぁと思う。

と同時に、結局、子供の癇癪を引き起こしているのって、私自身なんだなぁと猛省。

これくらいのイタズラ（本人にとってはイタズラでもないな）を許せないのなら、そもそも子どもの前でやるべきではなかった。
もしくは、濡らされてもいいように外でやるとか。

いくら1歳とはいえ、理由のない怒りなどないのよね。
自分の不用意が招いたことなのに、子供の行動にイライラして。
ほんと息子ごめん。
明日はにこにこ笑顔の母でいよう。

隣で眠る安らかな寝顔を見ながらひどく反省した。