デザイン考察日記 vol2:東急沿線フリーペーパー SALUS

デザイン考察日記第2弾は、「SALUS」です。

SALUS とは、東急沿線に置かれているフリーペーパーの題名です。
私は半年ほど前に東急線沿いの駅に引っ越してきたのですが、
先月初めて目にとまり、手に取りました。

Webサイトもあるようです。
→ http://salus.jp/


💡めっちゃいいと思ったポイントまとめ💡

① 表紙から滲み出る、親しみやすさ
私がなぜこのフリーペーパーを手に取ったのか。それは表紙が可愛かったからです。「SALUS」のロゴが太文字で丸みのあるフォントであったり、文字間にスペースが空いていることで、シンプルなロゴではあるものの、優しい・親しみのある自然な雰囲気を醸し出していました。

また、表紙の記載コンテンツとしては、写真と特集の1文のみしか記載がないのですが、写真を自然な雰囲気のものを採用していたり、ポイントカラーで使っている色も落ち着いた色が使用されていることも、落ち着いた雰囲気を作り出している要因だと感じました。

② コンテンツがシンプルに面白い
毎月メインの特集が変わっている雑誌なのですが、テーマも季節に沿った物を採用しており、とても興味深いです。

また、この雑誌では、読者に「行ってみよう」と思ってもらえるよう、東横線の各駅の魅力を紹介することが目的の1つとしているのですが、毎月東横線の1駅がピックアップされ、その店にある美味しいお店などが紹介されている「沿線街さんぽ」も、まさにこのテーマに合っていて、読んでいてとてもワクワクします。

③ 雑誌内のテーストも統一。見ていて楽しい。
雑誌として、もはや雑誌の色を守るというのは当たり前の事かもしれませんが、SALUS は表紙で受ける印象のまま、中身のコンテンツのデザインテーストも自然な雰囲気で統一されています。

また、写真やイラストもたっぷり使われているため、見ているだけでも癒されます。


特集の内容であったり、雰囲気を見ていると、おそらく SALUS のメインターゲットは20代後半〜 の女性になるのかなと感じましたが、シンプルなテーストでまとまっているので、どのような年齢層や性別の方も取りやすいデザインになっています。

また、ロゴや対象月、また雑誌の簡単な説明などの基本情報は、全てページの一番上部に来ているため、フリーペーパーとして立てて置かれていても、ぱっと見でわかりやすい配置になっています。

私の最寄駅では、新しい号が駅に置かれると、1-2日で在庫がなくなってしまう、人気フリーペーパーです。

みなさんもよろしければ、手にとって見てみてください。
(また宣伝みたいになった)



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