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コンチャ・ハレーニョさんのオンラインクルシージョ

フラメンコの松本真理子先生の主催で、スペインからコンチャ・ハレーニョさんのオンラインクルシージョがあり、昨日のクラスを2つ見学させて頂きました。

私は現役の練習生の時は、スペイン人の先生のクルシージョ(クラス)なんて恐れ多くて受講したことはありませんでした。(観光で受けた体験は除く)

今年はコロナ禍で全滅ですけど、毎年たくさんのスペイン人講師によるクルシージョが開催されています。

もしリアルなクルシージョだったら難しかったでしょうが、オンラインということで、松本先生が見学O Kとして下さったので、私も大変貴重な経験をすることができました。

オンラインの良いところとして、場所を問わないので全国、世界から、なんなら人数無制限で参加できるということがありますよね。

ダンスだと指導しなくてはいけない場合は難しいですが(今回のクルシージョは、先生が見本を見せるのがメインだったので大丈夫だと思いますが)、通常の講義などでは、リアルな講座より大儲けできた(笑)なんて話も聞きます。

昨日のクラスも、25画面ありました。

1画面は先生の教室の生徒さんが数名スタジオから映っていたので、人数にして30名近くかな?

実際にスタジオに30名入ったら、モニターでもないと先生の姿が見えないし(普通フラメンコでは入りません)、実際誰にも遮られることなく先生の姿をしっかり見られて、受講生にとってはありがたい話です。

次からは、ちゃんとスペインから先生が来られて実際に指導もされると思いますが、今だから頂けた経験で、松本真理子先生にはとても感謝しています❤️


私が見学させていただいたのは、初中級のタンゴ、中上級のソレアです。

タンゴはティエント(曲の最後にタンゴを持ってくるのが普通)を習っていたり、グラナダでレッスンしたりしてなんとなくわかっているし、好きなヌメロ(曲目)だったのと、ソレアは習っていない上にレベルが高いのですが、こういう時じゃないと見られない!と思って背伸びして申し込みました💦

私も不器用な方なので、あの場でパソ(足の振り)を習得して再現する、というのは無理だったと思いますが、全体的に思ったほどちんぷんかんぷんにはならない、と感じました。

というのも、フラメンコの先生方は、通常からスペイン語を多用してレッスンをするからです。

1、2、3みたいなカウントはもちろん、こちらが分からなくてもどんどんスペイン語で指示を飛ばします(^_^;)

ちょっと込み入った説明に入ると無理ですが、体を動かしながらの短い指示なら、いつも聞いているので慌てないと思います。


というか、コンチャ先生はちゃんとカウントしてくれるし(カウントって何?みたいなスペイン人も結構いると聞きます。日本によく来るアーティストはわかっていると思いますが)、早いパソはスローで何度も再現してくれるし、とっても親切でした。

私も最後にクラスを受けて、ちょうど2年くらい経ちます。

久しぶりにレッスンの雰囲気を思い出し、やっぱりフラメンコは独特の、離れ難い魅力がある、これをなんとか漫画で伝えていきたいなあと、レッスン中なのにあれこれイメージが浮かんで困りました💦

コンチャ先生は、伝統的なフラメンコも、モデルノ(モダン)なフラメンコも両方素晴らしいアーティスト、と松本先生も絶賛していらっしゃるので、今度は是非舞台を拝見したいですね。

特に、私は現代的なフラメンコに興味がありますラブ


スペイン人アーティストを、経費をかけて招聘するだけでも大変なのに、今年はコロナ禍でオンラインに変更することになり、コンチャ先生も松本先生もご苦労が多かったと思います。

全て生徒のためと動かれ、特に私のような外部の人間にまでチャンスを頂き、もう一度お二人の先生にお礼申し上げます。

今日も2日目のクラスが開講されると思いますが、最後まで素晴らしい時間となりますよう、お祈りしております。

大変貴重な時間を、ありがとうございました❗️

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