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日本の教育はクソではない。

⑴社会の停滞=教育のせい。

社会が行きづまると必ずと言っていいほど教育改革が叫ばれます。

「明治から教育システムを帰るべきだ。」

「知識を得るだけならGoogleで十分。」

一億総評論家とはよく言ったものです。

確かに日本が第4次産業革命の波に乗り遅れていることは誰もが口にしていることですし、波に乗ろうと新世代に期待することは間違っていません。しかし、本当に変わるべきは現在のワーカーの人々なのです。

⑵日本の「生徒」は優秀。

2015年に行われたPISAの結果を見れば日本の子供は優秀なのです。

国立教育政策研究所から。

1位はシンガポール。経済成長著しい、今もっともアツい国の一つですね。日本は科学的リテラシー、数学的リテラシー共に上位にランクインしています。OECD参加国だけで見れば日本は1位なのです。TIMSSでの結果も同じように、日本は上位です。

我々は、教育で結果を出しています。

しかし、読解力が低い。経年比較すると、こんな感じです。順位が下がった原因として、「試験での回答方式がPCの操作が不慣れだった。」と説明しています。

いやいや、マジかよ。笑

⑶日本の教育が目指すべきものとは。

 言語能力×ICT。これに尽きます。現状の学校教育で、非効率極まりないシステム、生産性の時間の多さ、部活動、これらがあるにもかかわらず国際社会と戦えるのなら、ICTに注力すれば最強になれます。九州大学がラーニングアナリティクスの研究を進めていますし、民間ではベネッセの牙城を崩さんと新規参入も進んでいます。もちろん、プログラミング教育が先進国に比べて遅れており、指標を変えれば日本は最下位になるかもしれません。気を緩めるなと言うことではなく、我々は一歩一歩着実に前に進んでいることを確かめて欲しいです。

絶望してはなりません。未来は、明るいのです。


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