33.ヴィンランド・サガの世界史。
①ヴァイキングの生態
ヴィンランド・サガにハマっておりまして。ノルマン人達の世界史をやっているとワクワクしてきます。
ノルマン人は広い意味でゲルマン人の一部。住んでいる場所は北欧であるから寒い。農耕はできない。
ノル=北。マン=民。
森に入って獣を狩ったり魚をとったりして暮らしている。
フィヨルドで船を出して干物にした魚を売って生計を建てた。
入江=ヴィーク
入江の民=ヴァイキング
ともいう。
彼らは生活が苦しくなると自分たちを守るために村を襲って略奪を繰り返した。
ノルマン人に村々を襲われた記録が数多く見つかっている。
ノルマン人もやがて民族の統一を図っていく。その過程で追放された部族長達が南で逃げていく。
②ノヴゴロド国、キエフ公国
追放された部族長の一人、リューリクはスラヴ地域に国を建てた。
ノヴゴロド国。
その息子たちは南にキエフ公国を建てた。
アジア系のマジャール人の侵攻を食い止めながら国を維持してきた。
この力を利用しようとする奴らが現れる。
ビザンツ帝国である。
ビザンツ帝国「ノルマン人をマジャール人の防波堤にしよう。野蛮人で野蛮人を防ごう。我々は無傷だ。」
ビザンツ帝国「キエフ公国ウラディミルよ。我が娘ソフィアをもらってくれまいか?」
ウラディミル「わかりました。これで我々は仲間ですな。」
ビザンツ帝国「そうだ。キリスト教を布教させてくれれば民度が上がるぞ?」
ウラディミル「そうですか?試しにキリスト学んでみようか。」
③ノルマンディー公国
次はロロ。西フランク王国で傍若無人を繰り返してきたロロ。みんなに嫌われて呆れられたロロ。西フランク王はロロを自らの家臣にして西フランクの諸侯にした。
④デーン朝
クヌート王がイングランドを征服。詳細は後ほど。
⑤両シチリア王国
ノルマンディー公国から追放されたノルマン人はイベリア半島を超えてたどり着いたシチリア島。イスラム教徒と拮抗しながらこの島を支配した。
イタリア半島の南部も支配したので両シチリア王国。
この力を利用しようとした奴がいた。
ビザンツ帝国だ。
ビザンツ帝国「ルッジェーロ2世。シチリア王に任命する。イスラムからローマを守れ。」
ルッジェーロ「かしこまりまして!」
⑥ヨーロッパに広がる民族たち。
ノルマン人。ゲルマン人。ローマ人。マジャール人。アラブ人。多種多様な民族がヨーロッパの中で縄張り争いを行なっている。
ビザンツ帝国が娘を他国に嫁がせて同盟になる政治は各地でやっている方法だ。
ハプスブルク家。
ボナパルト家。
藤原家。
あとは、アンダーグラウンドの世界でも家族になって勢力を拡大するという方法はよく見られる。
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