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奨学金の拡大。いいことじゃないか。

⒈いままでの奨学金制度。

 2016年までは日本学生支援機構の大学奨学金制度は貸与型奨学金のみでした。これは利子がつく1種と利子がつかない2種が存在していました。希望者は成績によって利子の有無が決定されていました。大学の先輩が

「奨学金が返し終わるのは40歳だわ。」

といっていたのが懐かしいです。

2.これからの奨学金制度。

 2017年から先行実施されたのが「給付型奨学金」というやつでして、返還しなくていいのです!金額は下記の表をご覧ください。

                           毎日新聞より。

 私立大学に通っていた田舎出身の私の場合、最大4万円給付されることになります。月額4万では少し心もとないですが、十分ではないですか!?大学時代に4万円も支給されるのですよ!?

 今回2019年からはこの枠組みが拡大されます。

                        毎日新聞より。

私立大学に通っていた田舎出身の私の場合、月額7万5000円給付されます。ありがたすぎませんか?笑 しかも授業料も減免となります。70万ってそこらへんの文系大学だったらほぼ全額ですよ。もう一度言います。

ほぼ全額ですよ。

3.学校ごとに変化する条件。

  実は給付型の条件というのは高等学校によって若干異なります。所得の状況はもちろんですが、成績が条件に入っている場合があります。加えて、給付が受けられる人数も学校や年によって変化している可能性があります。

4.奨学金は借りるな、破産する!?

奨学金を借りたことによって借金こさえて自己破産している記事をよく見かけます。しかし、その度に(?)JASSOはwebサイトを更新して説明しています。例えば、

 日本全体の自己破産の割合は0.06%、返還者の自己破産割合は0.05%

ほとんど変わりません。奨学金を返せなくなっている人が増えてきている、大勢いるというのは誇張しているようです。しかし、そう入っても生活が苦しくなることは確実ですので、ご利用は計画的にしたいものですね。申込者の中には、自分が借金する金額を知らないで手続きする人もいますから。

 他国と比較してもまだまだ教育に金銭面での格差が存在する日本ですが、大きな一歩を踏み出したと言えます。理想を高く掲げているだけの状態はもういい加減飽きました。

 受験生、大学生、応援してます!日本の教育はクズじゃない!

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