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112.ナポレオン百日天下

①諸国民戦争

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ナポレオンの妻マリ=ルイーズ経由でオーストリアから和平交渉の仲介を打診されたがこれを拒否。第四回対仏大同盟が結成された。

ナポレオンはロシアにリベンジすべく、すぐさま軍編成を行った。そしてロシアに向かう途中でプロイセンが立ちはだかる。

ナポレオンはプロイセンなどすぐに蹴散らせると考えていた。イエナの戦いで圧倒したからだ。

しかし、プロイセン軍が強い。

プロイセンは国民軍を創設するため、シュタインとハルデンベルクによって改革が進みナショナリズムが高まった。

数でも圧倒されたナポレオン軍はいよいよ劣勢になり、パリが連合軍の手に落ち、ナポレオンは皇帝の座から引きずり下ろされた。

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ナポレオンはエルバ島の皇帝として余生を送ることになった。

ナポレオンがめちゃくちゃにしたヨーロッパをどうするかという会議がオーストリアのウィーンで開かれたがこれはまた後の話。

フランスではナポレオンの後、王政復古が起こり、ブルボン家が帰ってきた。そして王はいった。

ルイ18世「絶対王政を復活させる。国民は黙れ。」

フランス革命とはいったい何だったのか。

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フランス国民が愕然とした。国王がここまで愚かだったとは。ナポレオンが戻って来ればこんなこともすぐに何とかしてくる。

彼はカリスマの塊だから。

フランス国民から熱望されたナポレオンはエルバ島を脱出し、皇帝になった。ルイ18世は逃亡した。

②ナポレオンの百日天下

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ナポレオン皇帝即位の知らせを聞きつけた各国が敏感に反応する。

各国「ここでナポレオンを絶対に叩く必要がある。」

いつもの対仏大同盟である。

③ワーテルローの戦い

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決戦の舞台はワーテルロー

イギリス軍を指揮するのはウェリントン将軍。ナポレオンを苦しめてきた強敵だ。ナポレオンは得意の大砲を並べるが、兵の練度が足りない。また前日の大雨で地面がぬかるんでうまく設置ができずに時間が過ぎていった。

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ナポレオン「大砲の設置はまだか!」

フランス兵「もう少しです!」

フランス兵「設置完了しました!」

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戦いが始まると大砲が次々とイギリス軍に着弾。

ナポレオン「これで勝てば再びフランス帝国が復活する!」

するとフランス軍の側面から黒い軍服を着た兵士たちの大群が姿を見せた。プロイセン軍だ。イギリスの援軍が到着してしまった。

ナポレオンはワーテルローの戦いで敗れた。

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エルバ島では、またすぐに脱出してしまうため、脱出できないセントヘレナ島へ流刑となった。

そしてナポレオンは1821年にその生涯を終えた。

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