引き込むんじゃなく、惹き込む。
この記事を読んで一気に矢沢永吉ファンになりました。
「貫け、行くべき、格好悪いことはやめようぜ」
こんなゴリゴリな事を言って、チケットの100%電子化を進めながら、その背景に転売ヤーの存在によってファンが苦しんでいるのを予防したいという優しさを持ってるところに、ストンと入っちゃいました。
こういう決断力、行動力が技術革新の普及・進化を助けてくれるとも思いましたけど、それ以上に矢沢さんのマインドなのか矢沢イズムが凝縮されている感じがして、しびれました。
それで急激に矢沢永吉という人間が気になって色々調べてみました。
35億の借金伝説とか、いろんな人の対談読んで、どんどんどんどん矢沢ワールドにのめり込んでいく自分がいます。ライブ行ってみたいなー。
色々読んだ中でも一番良かったのがこれ。
是非全編読んで頂きたい。
この中で糸井さんが言う下記のコメント。
また、永ちゃんは永ちゃんで、
お客さんに合わせてやってるわけじゃないしね。
客席から見てるとさ、
ステージでほんとにノッてるときって、
誰のためにやってるんじゃなくって、
自分のためにやってるって感じがするもの。
これに対して矢沢さん本人も完全にそうだと認めてました。
僕は、今までこの真逆で、周りがどう思っているか、どう感じてるかにほとんどのパワーを割いてきてました。
やから矢沢さんのこのスタンスがめっっちゃくちゃかっこよすぎてしびれまくりました。
糸井 ときどきさぁ、永ちゃんが勝手に泣くじゃない。
なに? それは? って思うけどさ。
つまり、お客と関係なく、勝手に
なんかを思ってるわけでしょ。
だから、お客はアレを見て、
「あ、永ちゃん、いっちゃったよ」って(笑)。
あれ、自分だよね、対象は完全に。
矢沢 ひょっとしたら、
そういうふうな動きができてるときが
いちばんいいのかもしれないね。
自分のために、演じてるような、歌ってるような、
そういう動きが出てきた瞬間が、
最高にかっこいいんじゃないかな。
糸井 そりゃもう、そうだよ。
見てるほうは、それを見に行ってる
みたいなところあるから。
矢沢 うん。
それが出たときには一等賞だよね。
引用ばっかですみません。
かっこよすぎる。すげー。ほんまに。
この存在は憧れるなー。
今会社の方針を決めてて、決定したらそれを社員さんたちに落とし込むフェーズがやってくるんですけども、その時になんとなくやけど、周りの意見を聞いて引き込んでいくんじゃなく、「おれに付いてこい!」的な惹き込み方が必要なんちゃうかなーって無意識に考えてて、まさにそれを明確に腹落ちさせてくれたんと、それを体現してる人に出会えた感じ。
今までは、こういう風になりたい!って思ったら、
振る舞いとか、使う言葉とか、意識とかをその理想を真似るようにして、
ほんならいつの間にかそういう人になれていたっていうのが、
今までの僕です。
なのでそういう感じでやってみようと思います。
サンキュー!
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