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ゲームは雨の日か日曜日に1時間だけというハード縛りプレイを強要されてた話。

私が子供の頃、ゲームは1日1時間どころではなく、ゲームは雨の日または日曜日に1時間だけというかなりきつめのしばりプレイを共用されていた。
ちなみに8時には就寝というルールもあった。そのせいで、学校で話題になっていた家なき子が見れなかった。。。
小学生になりたての頃だったと思う。父上が友達からファミコンをもらったわ!と持って帰ってきたのを覚えている。なぜ当時大人気だったファミコンがもらえたのかは知らない。

新しい機械がうちへやってきた。そこで親は親らしくしたかったのか、それを扱うためのローカルルールを策定しやがったのだ。それがゲームは雨の日または日曜日に1時間だけ。
香川県も「え、それやりすぎやん?」と慰めてくれそうなルールだ。
あと、なんで1時間なん?1時間というキリのいい時間を選んだだけだろう。
その後、このルールは改正されることはなかった。

その週に雨がふらなければ、1週間に1時間しかゲームができないわけだ。
それがどういうことかと言うと、友達とのゲームの会話についていけなくなり、知ったかぶりをしてしまう子供に育ってしまうのだ。
嘘の裏技や裏面の話を作り出してしまう、ひねくれた人間に育ってしまう。(クリエイティブと言ってほしいね☆)
親に黙って、てるてる坊主を逆さまに吊るしたりしたことあります?
効果が無いことは痛いほど身にしみました。
親の言い分としては、子供は元気に外で遊んできなさいとのこと。
外で元気に友達の家でゲームしてたわ。だって友達もゲームやりたがってるんだもの。

今は完璧に情報社会。インターネットにゲームの情報が溢れているので、嘘の裏技、裏面なんて話をしたら居場所をなくしてしまう!
そもそも、私が今の時代に生まれていたら、PCは1日1時間!とか言われていたのかもしれない。そう考えると恐ろしい話。
パソコンも扱えない人間に人権なぞ無い世の中に変わりつつあるのだから。
子供のときにハードな縛りプレイを強要されてきたせいか、ある程度自由に自分の生活が選択できるようになった途端、サルが初めてバナナを見つけたかのように、ゲームを貪り尽くすようになった。結局好きなことは好きなだけやりたいということ。しかも縛ったがために、タガが外れてしまう。

そうそう、思い出したけど、ドラクエ5を1時間というタイムリミットの中で進めていたのに、掃除中の親の掃除機がアダプターに当たって電源落ちた時は親をミルドラースかと思ったね。デロデロデロデロデンデロリンにならなくて済んだものの、その親の軽率な行動に子供ながら嫌気がさした。勝手に敷かれたルールにこっちは乗ってやっているのに。人権なぞない。

これから香川県で起こることを予測してみよう。
コンビニの裏でコソコソ集まって、ポケモンを交換する子どもたちが増える。Twitterでは裏取引だとか、密売だとか言い始める。
自分の楽しみを後ろめたい気持ちでやるしかなくなるわけだ。
親達も自分の頭では深く考えたりはしない。ゲーム=悪。それを県が表立って声を上げてくれている。波に乗るだけ。
(最近のお父さん、お母さんもゲームをするはずだから、違和感はあるかもね)

思うんだけど、ゲームは1日1時間と楽しいことを縛ってしまうのではなく、
勉強を1日1時間しっかりやったら、ゲームやっていいよ!のほうがモチベ上がる気がするんよね。

香川でゲームのプレイ時間が制限される理由は依存とか、のめり込みすぎて日常生活、社会生活に支障が生きている状態を止めたいかららしい。
依存症は確かに考えていかなければいけない問題ではある。でもどっちにしろひねくれた人間が生まれると思う。

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お酒とかたばことか、男とか女とか。依存して問題になるものは沢山あるけど、制限するしか戦う方法はなかったんだろうか・・・

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