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どうか先生にも幸せになって欲しい

世の中は大体はいい人で回ってる。そこんとこをできるだけ小さいうちに体得して欲しいのに、今子どもに関わる職業は結構きつい。”いい人”でいたいのにいられないことに苦しみやめてしまう人も多い。

怒鳴っても仕事してられるって教員だけだよね

子どもの担任になった人で闇があった人がいる。
とにかく怒る。新年度からずっと怒っていた。
どうしてあんなに怒鳴るんだろう。

怒鳴っていても仕事を続けられるのって教師だけなんじゃないかって思うんだよね。想像してみて欲しい、もしあなたが朝から大きな声で「いい加減にしろ!」なんて叫んでみようものならみんなさーっと引いていなくなるだろう。

私が会社であんなふうに怒鳴り散らしたら、上司から呼び出されてまず心配されるだろうし、改善できなかったら叱られるだろうし、それでも大声で怒鳴り散らすのをやめなければ退職しなくちゃいけなくなると思う。だけど、教員はそれでも仕事を失わない。そこにまず教員集団が疑問を持ってほしい。

教室に怒鳴り声はいらない。

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人は言葉でしか修正できないんだ

三子の魂、百まで
〜幼少期のマイルド虐待が一生付きまう〜 
https://note.com/hnthnt/n/n2932675e0996

過去に↑この投稿にも書いたんだけれど、人は言葉でしか修正できない。力で封じ込めて、クラスがまとまっているような気になってるだけで本当に何かその子にためになるってことはないんだよ。

先生、先生は何がしたくて教員になったの?っていつも思っていた。
きっと先生も夢があって教員になったのだろうからと思って、お節介ながら話もしたけれど既にどこかで大きく傷ついてきたんだろう。守ることに必死だった。

自分の見た目をネタにして笑いをとることの危険性

この方、自分の見た目がゴリラに似ているとの認識があるのか、授業中にゴリラの被り物をして笑いを取ったり、黒板に書くときにお尻を振って笑わせたりしていたそうなのですが、うちの子はそれに嫌悪感を抱いていた。

常日頃から「全員が笑えないことはジョークではない」とか、「見た目をネタに笑わせるのは一流とは言えない」などすりこんできていたので、先生の自虐ネタに同情してしまった様子。

確かに、それ、高学年のクラスでやったら女子には一気に嫌われて、男子からも尊敬はされないよね。

見た目の自虐ネタって本当に危険

顔やスタイルだけはどうにも変えられない。私には車椅子の古い友人がいるのだけれど、彼は「人と違うことを変だと思ったら生きていられないよ」と言うようなことを言ってる。

これ、本当にそう。顔やスタイルが人と違う、得意なことが人と違う、みんな一人一人違うはずなのに、そこをコミットできなかったらやっぱり生きていけないんだと思う。

子どもたちの手本となる担任がそんなふうに自虐していたら、この先、猿っぽい見た目の子はモンキーと言われかねない。ゆっくりな子は亀とか言われるかも。

大人が差別を教えてどうするんだろうと思ったから、先生とも話したいと思ったけれど、でも、それは先生にとってはコミュニケーションの手段の一つだったんだよね。

私の視点から見れば、担任自身が深く傷ついて生きてきた方だけど
会社員だったらそれは相手に持たせる荷物なんだろうか

そんなの小さな子どもには見えなくていいことで
知らなくていいことで理解する必要もない。

学校が、教員がアダルトチルドレンを育成してると思ったよ。

教員が幸せでなくては子どもたちを幸せにすることもできないし
幸せの意味すら教えてあげられない。
どうかその感性を磨いて欲しいし、揺るぎない自分を見つけて欲しい。

力で封じ込め自分の思った型にはめ込むことができたらそれでいいの?

私は自分で考えることができる人に育って欲しいと思っている。子ども一人一人が持ち得る無限の可能性みたいなものが好きで、見ているだけで面白いなぁと思うことがたくさんある。それに、その生きるパワー前しか向かないパワーに励まされるから子どもに関わる仕事がしたかったんだけど、先生が目指していたものは何だった?ってお聞きしたかった。

何かを話そうと幾度となく対話を試みてはきたのだけれど、とてもとても話せる状態ではなくて、副校長先生にもご相談したら担任と話してみてくださいとも言われたのですが、明日にも休職しそうな状況で職員室はいつも緊迫しているとのことだったので私と話したくないもの納得。

でもね、先生、先生が苦しんでいるのは助けてくれる人の手を掴めないから

自分でできることは自分でしましょう。できないことはできないから手伝ってと伝えてお友達や先生、お家の人に手伝ってもらいましょう。

幼稚園の理事長先生のこの教え、わかりやすいのに素晴らしい言葉だと思う。

自分でできることは自分でしよう。できなかったら仲間を頼ろう、頼れる仲間を持とうよってことだよね。ポッと心が温かくなる。

そんな先生が教員を辞めた。

そっか、辞めちゃったかと思った。
子どもに対する悪影響が減るからいいのかと思いつつも、この方が一人辞めても変わらない。公立の小学校は結構ひどい。中学も聞いた話しか知らないけれど結構ひどいと思う。

アダルトチルドレンを育成してどうするんだろう。

先生方だって、子どもの無限の可能性が面白くて教員という仕事を選んだからにはそれなりの夢があってやりがいを求めて職についたんじゃないのかな。

先生には幸せになって欲しい。心からそう思う。

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深い森に注ぐ太陽の光
大地を温めて

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