ほんよむひと

主に北九州市小倉にて活動。コワーキングスペース秘密基地とDISCOVERY cowor…

ほんよむひと

主に北九州市小倉にて活動。コワーキングスペース秘密基地とDISCOVERY coworkingによくいます。書いたり読んだりして自分の考えを編集する日々。HeptabaseとScrapbox、Obsidianを使います。読書会は楽しい、という気持ちはまだ持っています。

マガジン

  • B’zから僕らが学んだこと~歌詞解説マガジン~

    • 2本

    なぜB’zはこれほどまでに長く音楽シーンのメインを張り続けてきたのか。その謎を解くために、我々は稲葉さんの歌詞を解釈していくという長いトンネルを進むことにした。

  • ほんよむひとの活動記録(と秘密基地)

    読書会などの活動自体について書きたいと思っています。 また、場所をお借りしているコワーキングスペース秘密基地の事についても書きましょう。 ⇒ https://coworking802.com/

最近の記事

雨が降るらしい

「どうも今日は雨が降るらしい」と人の姿を見て気付く。 久々である気がした。人の姿をよく見て、そこに何かしら感じていることも。 振り向ける余裕。きのうのやり残しや、今日やるべきことから、いま逃れている。人の姿をぼうっと眺めながら、時々「よく見て」いる。 何も求めているものはないけれど、同じ場所にいる人に愛着がうまれた。

    • 朝の気温は底にある

      仕事が遅くなってようやく外に出ると、朝よりも寒いように思った。 べつに測ってはいないし、ネット上に載っている情報を確かめてもいないけれど、明らかに寒い気がした。マフラーを引っ張って、ぎゅうぎゅうにせざるを得なかった。密の中にいよう。 夕方「雪が降ってるよ」と聞いていたこともあるかもしれない。窓がないところにいたので、それを目にしていないのだが、帰る時の懸念が生まれていた。背後で守備をかためていた。 「朝よりも寒い」というのは、けっこうショックだ。わりと早い時間に外を歩い

      • noteは直に書く

        noteの下書き画面を出したまま、距離的にはけっこう移動した。途中でThreadsやXを開いて読んだり書いたりしていたが、また戻ってきた。書きかけではなかった。まったくの白紙であったので、素直に今頭にのぼったことを書いている。 普段、Obsidianをメモ用紙にしており、時々noteの下書きをここですれば良いんじゃないかと思うことがある。やはり、きちんと書いた方が良いのではないかと。構成、矛盾がないように、ある程度の分量、、そんなことを唱えながら。 でも、noteの下書き

        • 場所があって、ようやく形を持つ

          長くて内容の濃い夢を見ていたので、朝すっきりと起き上がれなかった。また目覚ましにしているスマホがマナーモードになっており、その点でもう起きるために力不足だった。諸々は、自分を布団に残しておこうという意志のようだった。逆らわずに少し寝坊する。 夢を見たときにDiscordで報告できる場があったのだが、すっかり忘れている。内容の濃い夢だったことははっきりしているのに、内容ひとつも思い出せないのは「報告する場を忘れていた」からだと思う。 色んなこと(思い)はそれを置いて良い、話

        雨が降るらしい

        マガジン

        • B’zから僕らが学んだこと~歌詞解説マガジン~
          2本
        • ほんよむひとの活動記録(と秘密基地)
          8本

        記事

          美しいものの表情はひとつではない

          ここにはいくつも美しいものがあるんだけど、それを見たり聞いたりする人は多い方が良いなと。 言葉にできるなら、しても良いというのなら、言葉にし合っていたい。 言葉は共有するためのものだから、だんだん言葉少なになるかもしれないけど、相手の中にあった頃の姿を想像したい。 彼の彼女の見ている美しさとはどんなものか。 美しいものの表情はひとつではないのだと思っているから、いろんな感情の合間にいて、彼は彼女はどこを見ているのかを知りたい。あるいは見ようとするのか。 語られないと

          美しいものの表情はひとつではない

          時間はそんなの関係なく

          本番、正念場。そういうものが近くなってくると不安が募る。どうも準備が間に合わないんじゃないかと心が震えだす。でも、時間はそんなの関係なく過ぎていくので、いつかは終わるのだ。そういうものだ。頑張ったって頑張れなくたって、終わるのだと思うと楽になる。本番、正念場はすぐに訪れて、そして無事だかどうかは分からないけれども必ず終わるのだと。

          時間はそんなの関係なく

          ThreadsとSNSについて

          ふと思い立ってThreadsを開いて、そこらを散策してきた。サービスが始まったばかりの頃にアカウントを作って、しばらくは使っていたが使わなくなっていた場所だ。SNSがいくつもあると、そのどれもを見れないと分かって、まあ仕方ないよなあと思っていたのだが、通知で気になるコメントがあったのでふらふらと。FacebookとXこれだけで満足という気はしているものの、それらの間にあるものなのだ。これは自分の場合だけども、Threadsは「どれだけ書いてもひとに迷惑をかけないFaceboo

          ThreadsとSNSについて

          受け止めるために、止める

          冷たい風がどっちを向いても前から吹きつけてくるので、早々に帰ることにした。もっと良い気分でいられる日はあるので、無理をしなくても良いと。 ただ、足を止めてみると。じっくり足の裏をつけて歩いていると。何度も日光に塗り返されて、じわじわ、全身があたたかくなった。 受け止めるためには、こちらの動きを止めないといけないんじゃないか。「止める」んだから。なんて、なんてことのない発見を、とても軽く考えていた。そういう法則ならば好みだ。ごく私的に。 そして、周りの人はそういうことに気

          受け止めるために、止める

          相手を忘れて急いではいけない

          手書きにしろ、キーボードに向かうにしろ、集中して書いていられる時は最高だ。 僕は考えていることをストレスなく、つつがなく形にできていると感じたいので、手を動かすときに障害になるものは極力なくしつつ、さらに「書こうとする気持ちのスピード」を落としている。 つまりギャップを埋めている。手はよりスムーズに動かそうとしながら、頭では書こうとすることを減らして、ゆっくり言葉を送り出すよう心がけている。 すると落ち着いて書いていける。きちんと頭と手が協力していることが大事だ。どちら

          相手を忘れて急いではいけない

          自分にご褒美をあたえる、と考える

          自分にご褒美をあたえることをよく考えている。 高級なものではないけれど。そして実際にはあたえていないこともあるけれど。 ただ、ぼんやりと頭の隅に、そんな考えを置いて。たびたび置いてある方を振り向いていると、一定した力を維持できる気がしている。 休みなく、やらないといけないことが届くので悪意を探そうとしたが、そんなものは無かった。それらにまったく悪意はなくて、自分を削ろうとしているのは自分だった。評価を落とそうとするのは自分だった。 元々そんなんだし、ご褒美だって自分が

          自分にご褒美をあたえる、と考える

          きょうについて勝手なことを言わないで

          風の時代とか一粒万倍日とか、そんなどこかから持ってきた言葉で「きょう」を説明されても困る。 由緒ある大安や仏滅にだって、ずっと僕は言ってきた。 きょうはいい日になるはずだ、なんて人から言われたくないんだよ。あるいは、何をやっても上手くいかないのは仕方ないなんて。 それから、1日・2日と悪いことが続いたから、また今日も…?なんてこと。ああ、言ってほしくないな。嫌な予感は胸にしまっておいてよ。予想に代えないで。

          きょうについて勝手なことを言わないで

          ただの年始だって思っていても良い

          臨時列車で移動している。 空の移動が止められている影響で、便が増えているようだった。前もって予約してなかったから(席は)大丈夫なのかなと思っていたところ、その臨時列車に救われた。 関東も北陸も離れているけれど、つながっている。九州内の移動なのに、気配を感じている。ひとが話す声に、ただの年始じゃないのだと感じている。 いや、ただの年始だって思えば良いのだろう、とも思う。 曇っていて暗いのにさほど寒くないとわかった朝、安堵の息をもらした朝を思い出しながら。 平坦な道を歩

          ただの年始だって思っていても良い

          12月31日の痕跡

          「仕事納めと初仕事をしに来ている」と冗談で書こうとしていたが、SNSでそれを書くと心配されるのでここ(note)に書くことに。 いや、ここもSNSのようなものなのではないか。ただ、より少ない数のタイムラインにしか流れないので、ここに。 書かない選択肢はなかったのか。たしかにその選択肢はあったのだが、何かしら「この日の痕跡」を書いておきたかった。 なかなかいい仕事をしているのではないか、と、またまずいことになっている、の2つの間で揺れている。

          悪くない1年だったことは間違いない

          一年を振り返るには適切な日ではない。もうすこし勤務が続くので。 でも、タイムラインにはそういう空気が満ちており、やはりそれを吸っているので、断続的に振り返っていた。明日の仕事を心配したり、およそ一年前を記録になぞってみたり、しつつ。 悪くない一年だったと思う。 きめ細かい振り返りはできていないので、ぼんやりとしたものだけど。悪い日もあったけど何日も続いていない。 「そんなことよりもこれは楽しいな」と、他の所に見るべきものがあった。楽しみにしていられることが常にあったよ

          悪くない1年だったことは間違いない

          答えだけ先に知ろうとするみたいでずるい

          新刊を本屋でのぞいていたところ、たいへん響く本があった。 でもnoteやXで読んでいた文章だなと気づいて、先にそっち読もうかなと思った。 無料で公開されているからだろうか。いや、ちょっと違った気持ちの動きがあった。 それは「答えだけを先に知ろうとするみたいでずるい」という気持ちだ。 色んなやり取りを最初の頃面白く、興味深く読んでいたのに、何となく読まないでいて。そこで得られるはずだったインスピレーションを、学ぶ機会をしばらく失っていた。 今になってようやく目を向けて

          答えだけ先に知ろうとするみたいでずるい

          名前がわからないもののあいだで暮らしている

          みんな忘年会のよう。まだ終電じゃないから飲みすぎた様子の人はいないな。いや本当にいないのかな。よく見渡せば、いろんな人がいるようでだんだん自信がなくなった。自分も含め、忘年会ではないように見えた。ただ会社との往復ってわけでもなさそうだった。 RADWIMPSが流れる立ち飲み屋に、さっきまでいた。最初よくわからなくて、でも親しみのある声でおかしかった。親しくしていた実感があるのに、名前やバンドの姿が見えてこなくて。何曲か見逃した。いや聞き流した。こんなにメジャー感のあるバンド

          名前がわからないもののあいだで暮らしている