母と娘
先日雨の日、パンを買いに妻と娘がお出かけ。
「お母さんとお散歩するの久しぶりだね」
「そうだね、最近ははじめ君のお世話ばかりしててごめんね」「寂しい?」
「うん、まぁね」
と、話したらしい。きっとこの「うん、まぁね」には色々な思いが詰まってて。
娘は産まれて1ヶ月の弟と私と妻と横並びに寝ている。
最初は夜泣きするたびに娘も眠れなくなって泣き、妻に怒られていた。「だったら他の部屋で一人で寝なさい!」と。娘は妻の髪の毛を触りながら寝ることが大好きで落ち着くのだという。だから一緒に寝ることを選んだ。でも髪を触っていると寝る間を削って授乳している妻の束の間の睡眠を妨げてしまう。それも我慢。
今まで妻の愛情を一身に受けて過ごしていたと感じていたことだろう。でも、どうしても手がかかる新生児の相手で疲れている妻をみて余計な心配をかけさせまいと素っ気なく言ったのだ、
「うん、まぁね」と。
成長したね。
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