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【雑記】趣味だから見逃してもらってる件

先日下のリンクのような雑記を投稿しました。

正直、こういうセンシティブな話題は取り上げたくなかったのですが、私の子供もポケモンカードを始めまして、『転売』や『プレ値』といった言葉が身近になったこともあり、個人的な考えとして世の仕組みを客観的に捉え趣味は個人的に楽しむべきものという思いのもと書きました。

こういう問題は、これからまだまだ趣味を長らく楽しめる若い人たちに団結して解決してもらいたいという願いも込めています。

さて今回ですが、ガンプラ趣味に実益を求めると面倒なことになるかも?という話。

版権もの趣味は注意

まず、ここでは「版権」という言葉を著作権や商標権などの知的財産権全般をまとめたものとして使用します。

で、ガンプラを趣味とする私にとっては版権を掌握するバンダイナムコに目をつけられたらヤヴァイという件。

ちょっと前に、ある女の子のキャラクターフィギュアを魔改造して販売した方が逮捕されたというニュースがありました。

これは著作権違反での逮捕ということになっています。改造によって原作ではありえないような卑猥な演出をされることで、キャラクターの価値が大きく損なわれると判断されるものであったというのも要因ですが、そんなことよりも販売して金儲けしたから捕まったんですよ。これ、趣味として勝手に作っていただけなら逮捕にはなりません。

んで、これから予測できるのが「ガンプラ完成品を売った場合、捕まる可能性がある」ってこと。
これ、基準は無いに等しく結局は版権元(製造元)の意向次第なのです。
今のところガンプラ完成品の小規模取引レベルではバンダイナムコは動きそうになく、著作権侵害は親告罪ですので版権元が 訴えない限りは捕まる事はありませんが、いつ動き出すかわかりません。

また、ガンプラを制作する側の環境も3Dプリンターが当たり前になり改造や量産の作業コストなどの概念も変わりつつあるので、その辺を基準に摘発例も出てくるかも知れません。どこが境界線となるかむしろ楽しみです。

見つからなければOK

製作途中品の取引ならどうだろう?とか、制作代行にすればどうだろう?と
も考えたのですが、結局一番はバレないよう目立たずにやることです。

そうですねぇ、いわゆる法定速度といっしょ。守ってない車がほとんどなのに捕まらないってやつ。捕まる方が運が悪いみたいな…。

『いや、そもそもやっちゃ駄目だろう』って綺麗ごとは通用しません。法治国家では訴えられなければ良い、それが現実。

もっとも、個人なんて企業はそうそう相手にしませんからね。昔、私はネット上で版権モノキットばかりのプラモコンペを10年近く主宰してましたが、その際に全プラモデルメーカーにお伺いを立てましたけど返事はありませんでしたから。

ともあれ、SNSに製作途中のガンプラ写真や完成写真を投稿するのですら版権元は止めさせられるパワーがあると思うとなんだか怖いです。見逃してもらってることに感謝しないとですね。

そもそも、趣味のガンプラなんぞで儲けようしなければ逮捕とか損害賠償とか、そんなことに巻き込まれることは到底ありません。そしてそんなことに手を染めないことが精神衛生的にも良いでしょう。

私のここまでの言い方、我ながら雑だと自覚はありますが、決して権利者にたてつこうなんて考えてません。むしろ感謝の気持ちを込めてこれを書いています。

趣味は趣味として楽しんでお金は別のとこで稼ぎましょ!ってことです。プラモを転売とか完成品販売するとかより、バイトとかしたほうが絶対に時給良いですから。


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