転売ヤーとか海賊版購入とか

今回のテーマは『転売ヤー撲滅運動』とか、『海賊版使用禁止運動』とかを権利者でも無いくせに声高らかに恥ずかしげもなく言えてしまうガンプラモデラーへの苦言。

そしてこの記事のタイトルが結論となっておりますのであしからず。

私自身は転売ヤーや海賊版購入者に対し、なんか諦めの境地に至ってしまい咎める気持ちとか無いのでそれが気に入らない場合はここでブラウザを閉じてください。

結局、諦めなくてはならなかった最大のポイントは転売行為も海賊版物品購入も違法では無いということです。ですので、この投稿においてはSNSで見かけるその行為自体を違法かのように咎める無知な意見を、被害妄想の過ぎた戯言という目線であしらい吐き出してますのでよろしくお願いします。

弱く自分勝手な日本人

私も以前は転売ヤーのまとめ買いによって本来であれば適価でユーザーに届くはずのものが、本来の価格より高く取引されるマーケットに流れているのではと思っていました。しかしユーザーの手元に届くまでの商品の流通を見ると製造数や小売店への流通量などメーカーの努力で改善できる点にも不満が見えてきました。
（転売ヤーの仕入れ方法については別問題なのでここでは触れません。）

であれば、こういったことに対処するのはメーカーの責務となるのですが、日本人というのはメーカーに甘いというか消費者ごとの思惑がバラバラで、『不買運動』が起きない文化です。特に生活に密接でない趣味関係は消費者のメーカーへの圧力は弱く、エスカレーターで人が将棋倒しになっても、ゲーム発売日に学校を休む学生が爆増しても、レアなスニーカー履いてると強奪されるような事件が起きても、消費者の並びの努力と消費者間のトラブルだけが目立つだけで、メーカーに対して常に弱者な気がします。

SNSでの発信もしかり、まともなこと言ってそうで結局は自分勝手な個人の意見でしかない。だから弱いということです。でも我々は弱いことなんて意識してないんです。我慢できちゃうから。
だって我慢も日本人の得意ワザですもん。

海賊版入手は自己責任ですが…

海賊版入手行為については、咎めるのはやはり勘違いした輩ですから無視しましょう。もちろん徒党を組んで排斥運動をしている団体もあるので、いろんな身の危険を感じたら自身の活動方針を見直すか近づかないほうが良いでしょう。
一番は海賊版販売行為を見つけたら冷静に証拠を集めメーカーに伝えるのが最適解です。
（正直、海賊版って線引きが難しくて、後日改めてより深く触れたいと思います）

メーカーに勝てなくても自分に勝つ

我慢して手に入るまで耐え続ければ入手した時の喜びもおおきいし、すぐに欲しいのであれば価格はともあれ売ってはいるので買ってしまえば良いわけです。ですので買えないのは趣味への思いの弱さと思いましょう。

海賊版に匹敵する製品についても、ココナラで必要なスキルの人材見つけて結構な投資をすれば合法の範囲で入手できる道はありますし、必要なスキルを身に付けて機材に投資して自作するというのもモノづくり趣味の醍醐味でしょう。

結局、その辺はガチで趣味を楽しむための各自の経済事情とメンタルが問題なだけです。

つまり「趣味は金をかけたものガチ」

とりあえず、他人と比較し過ぎず、他人を妬まず、純粋に趣味を楽しみたいものですね。