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【検証】白刷りデカール作り

スタンピングリーフというものを使って家庭用のインクジェットプリンターでは不可能な白刷りの水転写式デカールを作ってみたので注意点などを備忘メモ。

使用したもの

  1. パソコン(Adobe Illustrator)

  2. スタンピングリーフ ホワイトマット

  3. ハイキューパーツ クリアデカールTH(10枚入)

  4. ラミネーター

  5. アルコールマーカー(コピック)

  6. コンビニ(レーザープリンター)

全部を揃えようとすると初期投資がかかるけど、私は消耗品のみ用意すれば他は既存環境にあったので気楽に始められた。

制作手順と注意事項

Youtubeで「ホワイトデカール作成」と検索すると「スタンピングリーフを使った」という動画が見つかるのでそれらを参考に。

1. パソコンで印刷データを作成

一応Illusratorで作成したが印刷に耐えうる解像度のデータが作成でいればなんでも良い。白くしたいデカールにするところ以外は黒にしておく。

2. データをプリント

データを白黒でプリントする。
家庭用レーザー、ローソン、セブンイレブンと試してみた。
うちの家庭用レーザーは主に書類印刷用でかなりくたびれており綺麗に黒ベタを刷れなかったのでコンビニ印刷も使った。印刷のクオリティはセブンが一番良かったし持ち込みハガキ用紙も使えるのでハイキューパーツのクリアデカールでカラーデカールも作れそうで良いと思った。
ちなみに、実際デカールにした際にローソンとセブンでは特に仕上がりは変わらなかった。
なお、セブンで原寸印刷をする時は用紙周囲に3.7mmの余白が発生したのでデータ作成時に注意。

データを印刷したもの。この黒い部分が重要。

3. 印刷した用紙にスタンピングリーフを熱で貼る

ホコリやシワが入らないよう注意して重ねて、念の為ずれないようにコピー用紙で挟んでラミネーターにかける。向きを変えながら3~4回通してOK。

使用するラミネーターは一般的な100μのフィルムで厚紙(ハガキ2枚分程度の厚み)をラミネートできるものでOK。

黒い部分にスタンピングリーフが密着して、白い部分はシワが出る。シワが出ても問題ないが白い部分と黒い部分の境がハッキリしているといい具合。

4. アルコールマーカーでスタンピングリーフを塗る

ラミネーターにかけて印刷したハガキと密着したスタンピングリーフを剥がす前にデカールになる部分をアルコールマーカーで塗る。
私はコピックを使ってみた。確かに塗った部分の方が塗らなかった部分よりも綺麗にデカール化出来た気がする。おまじないみたいなもの。

5. スタンピングリーフをクリアデカールに熱で貼る

印刷したハガキからスタンピングリーフを剥がすと白い部分がスタンピングリーフのフィルムに残るので、それをクリアデカールに重ねコピー紙に挟んでラミネーターにかける。3と同じ要領で良い。

4. クリアコートする

4と同じ手順を踏みスタンピングリーフを剥がすとクリアデカールにスタンピングリーフに残っていた白い部分が貼り付けられるので、クリアコートして保護する。

デカールにスタンピングリーフを貼り付けた状態






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