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VRライブで迎えた平成の終わり、令和の始まり


4月が終わり5月を迎え、平成が終わり令和を迎えましたね。あなたは平成が終わる瞬間、どこでなにをされていましたか?

私はCluster、YouTubeで開催されていたVRライブ 「YUNiON WAVE -さよなら平成ライブ-」というライブ会場でその時を迎えていました。


この記事では拙いながらもその時抱いた「VRライブすごいぞ!?」という驚きが少しでも伝えられたらと思います。

今回のライブで披露された楽曲をできるだけYouTubeの視聴リンクも貼っておいたので、VTuberのオリジナル楽曲をあまり知らないよ、って人たちにも気軽に聴いてみてほしい。

1.天神子兎音×YuNi『フーアーユーなんていわないで』

\こ・と・ね! ことねさま!/ 

天神子兎音様、正直自分はこれまであまり曲を聴いたことがなかったのですがライブ一発目としては最高の選曲だったのではないかと。子兎音さまコールとコラボならではのYuNiコールがハチャメチャに楽しかったです。


2.樋口楓×YuNi『MapleDancer』

ライブ開催時刻は23時~だったのですが、なんやかんやあってClusterに入場できたのが樋口楓さんとYuNiちゃんのコラボが終わった直後くらいでした。それまではYouTubeで視聴していました。

樋口楓さんを追い始めたのが最近なのですがこの曲は子兎音さまとのコラボとはまた違う格好良さでした。楓さんに合わせてYuNiちゃんの歌声もいつもよりも低めのかっこいい歌声になってたのが印象的。

3.かしこまり×YuNi『ルーティン』

実はコラボ披露された曲の中で唯一知っていたのがこの曲。かしこまりさんの曲はどれもささくれた社会人の心にぶっ刺さるので、油断してると普通に泣きそうになります。

二人の優しい歌声が優しい歌詞に見事にはまり込んでいました。

4.ときのそら×YuNi『Dream☆Story』

ひたすらに可愛かった事しか覚えていない。サビでの「ときのそらだよ!」が「そらとYuNiだよ!」になっていた事に後で動画聞きながら気が付きました。てぇてぇ……。

ここでゲストコラボが終了し子兎音さま、楓さん、かしこまり、そらちゃん、そしてYuNiちゃんがステージに集合してMCに。そして平成が終わる瞬間をカウントダウンで迎え、令和を迎えました。ここで観客にハイタッチしに向かったYuNiちゃんがステージから突如消えるハプニング。


YuNiちゃんのステージ退場から程なくしてそれまで変哲のない暗くシンプルなステージだったのが一瞬で真っ白な世界が広がりました。

私は今回PCでの参加だったのですが、それでも参加して良かったと思ったのがまずこの瞬間です。それまで現実のように閉鎖していた空間が一気に広がる解放感! あの感覚をどう表現したものでしょうか。

そしてYuNiちゃんのソロステージが始まりました。

ソロ1曲目は『 Destination 』

新曲かと思いきや映画「レイドバッカーズ」挿入歌として起用された曲だそうで。全く知らなかった……。とても激しくかっこいい曲だったので是非音源発売してほしい……。あわよくばYouTube公開してほしい……。

そしてここからが凄かった。先程のステージ変化なんて序の口と言わんばかりにどんどんステージ演出が切り替わっていきました。

ソロ2曲目『花は幻』

この曲に変わった瞬間、ステージを青い花々が飾り立て、YuNiちゃん自身も黒が基調の衣装から一転、新衣装の白いドレスのような衣装に変化しました。そう、変化したのです。

早着替えでもなく、暗転もなく、一瞬でステージが、衣装が変化したのです。

『花は幻』を歌っている時のYuNiちゃんはまさにファンタジーRPGでの風使いのようでした。歌声に合わせて風が舞い、花が舞うあの光景は本当に綺麗でした。

3曲目『ジレンマ』ではYuNiちゃんはステージ中央い現れた椅子に座り周りを椅子や机といった家具がふわふわと浮遊するなんとも不思議な空間が広がっていました。

バラード曲という事もあり、先程の二曲よりも落ち着いた演出だったのかなと思います。でも皆さん家具が浮遊するライブステージって想像できますか……?

ソロ4曲目『Winter Berry』

先程のステージで浮遊していた家具が中央に集まり大きな一つの塊に、変わりに家々と赤いモミの木が周囲を彩り雪が降りはじめました。今だけ気分はクリスマス。YuNiちゃんが「曲に合わせて踊って!」という感じの事を言っていましたがVRデバイス勢でない私はゆらゆらと現実の体を揺らしているだけでした。

5曲目『Write My Voice』では一度ステージ周辺には何もなくなり、変わりにファンの応援コメントがステージを彩るニクい演出がされました。

今回のライブ演出では一番好きかもしれないシンプルながらも素敵な演出でした。曲の素晴らしさも相まってとても良かった。

6曲目『ウタオウヨ ウタオウヨ』

飛んだあああああああああああ!!!!

これぞVRライブでしか表現できない演出でしょう! なんせ突如YuNiちゃんが立っていたステージ中央が浮き上がり、会場中を飛びまわったのです! 現実のライブでも演者がワイヤーに吊られてステージを飛ぶというのはありますが、ここまで自由には動けないはず。

筆者はそれまでステージからある程度の距離を保ちながら現実空間ではスマホでTwitter実況する言わば自宅ライブビューイングのような形で参加していましたが、これには実況するどころではありませんでした。あと突然距離が近づくとオタクの心臓に悪い。

そしてライブは終了。ステージが暗転しました。しかしそこには一筋の光が脈打っていて……。

アンコール『透明声彩』

待っていました1stシングル。これを聞かなきゃ終われないし終わらない。ステージにはYuNiちゃんとその周囲を無数のスマホの画面が覆います……それはまさに透明声彩のMVそのものの光景でした。


ステージを終えてYuNiちゃんは空へと去っていき、後にはオーディエンスの無数の拍手の音がいつまでも響いていました。

私自身はVRライブに参加したのは2度目だったのですが満足度も高くデスクトップ参加でもとても楽しめた素晴らしいライブでした。このライブに参加しながら新しい時代も迎えられたのが本当に嬉しかった。

ライブで素晴らしかったのは文字通り目まぐるしく動き続けるステージ演出だけではありません。前半でのゲストとのコラボ、後半のソロステージ、YuNiちゃんの歌声から伝わる熱や想いは紛れもなく現実でのライブで感じるそれと遜色ないものでした。

また、ライブの雰囲気とは違う話になりますが会場に足を運ぶ事なく自宅でPC、あるいはVRデバイスを被るだけでライブ会場に行くことができるという利点も大きいものがあります。

そして、それはきっとこの令和という時代の中でどんどんと進化していくはずです。なんせ直近だけでも幾つものVRライブ開催が決定されています。私は現状PCでの参加にとどまっていますが、これでVRデバイスを被り実際に参加した時の事を考えるとわくわくが止まりません。

それだけの熱量がVRライブというものにはあります。

あなたも、今からでも遅くありません。是非推しのバーチャルYouTuber、バーチャルシンガーを見つけてVRライブに参加しませんか。

↓さらにライブのレポートは下記の記事も詳しいです。セトリ等思い出す参考にさせていただきました。


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