見出し画像

ワタナベイビーによる楽曲解説『フランクフルトの日が暮れちゃう』

ワタナベイビーの大学時代の愛車はダイハツ社のミラという小型車であった。父親が飲みに行って運転できないような時に、息子に迎えに来させるための車両として購入された、いわばワタナベ家の第2号車であったが、実質は長男が好き勝手に乗り回して終わる運命にあった。

その頃ワタナベ青年は、車内でギター演奏をしづらい軽自動車に常に不満を感じていた。信号待ちの時間すらもったいない程に楽器演奏を愛するワタナベ青年は、運転席でも手軽に演奏出来る楽器としてウクレレをマスターする。

ここから先は

1,881字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?