ただ好きだけじゃなく
好きなことや楽しかった出来事を人に話すのが苦手です。
「楽しかった」とか「好き」しか言えなくて。
なんだか言葉で説明していると、取ってつけたようになる気がして。
それでも今日は書いてみようと思います。
私の住む岡山市の隣町にある瀬戸内市は、3つの町が合併してできました。
平野も大きな川も海もある自然豊かな町で、休みのたびに通っています。
もともとの町にはそれぞれ特色があります。
川に面した長船町
稲の実る広い平野の邑久町
海と港の牛窓町
それぞれ一つだけお気に入りの場所を紹介します。
地元で育てた小麦で作ったうどんを提供する一文字うどんがある長船町。
生産者の顔が見える豆で珈琲を提供するキノシタショウテンがある邑久町。
館長自らギャラリートークを毎週実施する瀬戸内市立美術館がある牛窓町。
当たり前だけど、それぞれ一つじゃ全然たりない。
でも、瀬戸内市が好きな要素は全部ここに現れているように思います。
その共通項は「ちゃんと」
おいしさと栄養にこだわるうどん作りの中で、輸入小麦をやめて小麦を育て始め、さらには専用の石臼まで作ってしまうこだわりの全粒粉でうどんを提供する一文字うどん。
○○さんの育てた珈琲豆を使ったスペシャリティコーヒーの提供にとどまらず、地元の食材でつくる自家製サンドイッチが最高なキノシタショウテン
展示企画を企画した、館長・学芸員自らが展示を紹介するギャラリートークを毎週行う瀬戸内市立美術館。
瀬戸内市が好き。
ただそれだけじゃ人には伝えられない。
瀬戸内市がすきなのは、ここがあるから！そんな風におおざっぱでもいいのかもしれない。もう少し言葉を綴っていきたい。
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