ヒメヒナ物語『Refrain』 | 第六話

第六話
田中?ヒナヒナにしてやんよ!
†††

「このまま容態が安定するようなら、一週間ぐらいを目処に一般病棟へ移れるでしょう」

緊張に張りつめていた親方の背中から、ほっと力が抜けたのが分かる。

「あの…ヒメちゃんの意識は…」

「正直なところ、まだわかりません。大きな事故でしたから…」

「そうですか…」

親方との気詰まりな空気をふっと変えるみたいに、医師はヒナに視線を向けた。

「ところで…昨日よりもずいぶん良い顔をしていますね。別人のようです」

「ヒナ、自分にできること見つけたから」

「そうですか。それは良かったです。患者さんの回復を祈って、できることをひとつひとつやっていきましょう」

ぼんやりとした顔に微笑みを見せて、まるで親方を励ますみたいに先生はそう言った。

†††

「なあ、ヒナ。自分にできることって何だ?」

病院からの帰り道、中島がぞんざいに口を開く。

「お歌。お歌をうたうこと。一般病棟に移ったら、ヒメにいっぱい歌ってあげたいな」

「ははっ。ヒナらしいな」

「それじゃあ、病室は個室にしてもらわないといけませんね」と親方。

「お金、大丈夫なの?」

「田中工務店の財力をナメんじゃねーぞ。死ぬほど稼いできてやんよ。ね?親方」

「中島はただの雑用でしょ?大変な目にあうのは、いっつも親方や他の人たちなんだから」

「なんだと?雑用ってのはな、雑多な用事の略だ。色んなことができねぇと、務まらねーんだぞ。ね?親方?」

「………」

「あははっ。さっきから、親方ずっと黙ってるけど、反応に困ってるんじゃない?」

「あのなぁ、ヒナが思ってるよりずっと田中工務店の技術力ってのはすげーんだ。その雑用だぜ?言葉にせずとも、中島はやべーってこと、親方は認めてくれてるに決まってんだろ。ね?親方?」

「ははっ。中島、やべー奴だ」

「なっ。てめ。ヒナ、笑うな。コラ!」

と、他愛のない会話を続けていると、田中工務店の敷地の前に着いた。

「親方、俺は今日、早上がりさせてもらってもいいですか?さすがに一度、家に帰っておきたくて」

親方がうなずくと、中島は敷地の入り口近くの駐輪場に向かい、バイクにまたがった。

「何かあったら電話してください。寝ちゃってると思いますけど」

「いろいろありがとね。中島」

「おう」とひとこと声をあげてから中島は「あはー!あはー!あはー!どぅるるぅん」とヒメの声みたいなエンジン音のするバイクに乗って去って行った。

「どうだ。ヒメの声みてーな音すんだろ?」と工務店の機材を使って改造したバイクに、中島が満足そうにまたがっていたことを思い出す。ヒメは「ほんとだっ!あははっ!あはー!あはー!どぅるるぅん」と笑いながらバイクを追いかけていた。

アクセルを回すたび「あはー」と鳴くバイクは、たしかにどちらがヒメで、どちらがバイクか分からないくらいのクオリティで、バイク・田中・バイクって感じだったけれど、ヒナにはそんなことをしようと思った理由が分からなくて、中島のアタマがちょっと心配になった。

「ひとりで大丈夫ですか?」

と心配そうに聞く親方に「うん。大丈夫だよ」と答えて、ヒナは工務店の敷地にある離れに向かった。

離れの1階はリビングダイニング。2階はヒメの部屋とヒナの部屋。屋根裏部屋は防音されていて、お歌の収録ができるようになっている。食事は事務所を兼ねた親方の本宅で工務店の皆と食べることが多いけれど、この離れでヒメとヒナが暮らしはじめてからもうずいぶんと時間が経つ。

物心がついた時から、ヒメとは一緒だったし、工務店の皆に囲まれて過ごしてきた。「パパ」と言えば親方が思い浮かぶし、「ママ」と言えば……

ヒメが「田中」で、ヒナが「鈴木」なこと。ふたりの顔が他人とは思えないくらい似ていること。親方や工務店の皆に聞いてみたいことは沢山あったけれど、子供心にどこかそれは、聞いてはいけないことなんだと思っていた。

「ふたりのために離れを用意しようと思うんです」と言われた日のことを覚えている。ヒメは嬉しそうにはしゃいでいたけれど、ヒナは少し寂しいような気持ちになった。

親方が離れをつくると言った前の日、夏真っ盛りの仕事から汗だくで帰って来た親方を、ふたりして「くさいー!」とからかってしまったことが、とても悪いことだったように思えた。

親方はパパのような存在だけど、どこか越えてはいけない距離を感じる。それがどうしてなのか、教えて欲しい気もするけれど、知ってはいけないことのようにも思う。

「「ヒメとヒナはお歌を歌う人になりたい!」」そう言った日、親方は「ヒメちゃんとヒナちゃんがなりたいものになってください。私は全力で応援します」と本当に嬉しそうに言ってくれた。だから、ヒメとヒナが夢を叶えることが、親方への一番の恩返しになると信じている。

離れのドアを開けると、ヒメのにおいがした。ヒメがいつも使っている大きなクッションが、ヒメのかたちにくぼんでいる。声をかければ、ヒメがどこかから出てきそうな気さえした。

(お風呂…入らないと)

さすがに病院でお風呂に入るわけにはいかなかったので、帰宅もそこそこに支度する。前にお風呂に入っていたあの時から、わずかの間にすべてのことが変わってしまった。だけど、戻ってこないわけじゃない。

†††

「はおー!田中ヒメでーす!」

お風呂の鏡の前でお団子を作って声真似をする。

「鈴木ヒナでーす!」

お団子をほどいて、今度はサイドをぴょこっとあげて言う。

またお団子をつくると、鏡の向こうのヒメとおしゃべりをはじめられるような気がして、すこし元気がでた。

「あの一等星のさんざめく光であなたとダンスを踊ろうか ♪」
「我が太陽系の鼓動に合わせて絡まったステップで綺羅めいて♪星ッ!」

ヒメのパートとヒナのパート。
ヒメのパートはヒメの物真似をして一人で歌ってみる。

(セイっ!て言うとこ、楽しいよね)

「にゃーにゃにゃにゃーにゃーにゃにゃにゃにゃ♪」

歌っているとアツアツの溶岩風呂につかっているみたいな気持ちになって、気分があがる。

ヒメと歌うのは、想像だけでもやっぱり楽しい。
それはきっと、はじめてお歌を楽しいと思ったあの日も、ヒメと一緒だったから。

†††

「ねえ、ヒメとヒナはきょうだいじゃないの?どうしていっしょにすんでるのに『たなか』と『すずき』なの?」

幼稚園に通いはじめて、自分の家族が『ふつう』ではないと気付いた頃。お友だちにそんなことを言われてヒナは少し不機嫌だったのだと思う。大きな声でお歌を歌うヒメに「うるさいっ!」と言うと、ヒメはびっくりしたように歌を止め、みるみると瞳に涙をあふれさせて大泣きしはじめた。

「どうしたの?」と顔を出したママに、バツが悪くなって家を飛び出した。どこをどう走ったのか覚えていないけれど、線路沿いの道に出た。

「ヒナ、いなくなりたい……」

ぼつり。とつぶやいた。お家に帰りたくなくて、この線路のずっと向こうまで行って消えてしまいたいと思った。けれど結局、歩き疲れて見つけた公園のブランコに座った。

うつむいてキコキコとブランコをこいでいると、お家への帰り方が分からないことに気付いて不安になる。さっきまであれだけ帰りたくないと思っていたはずなのに。

そんな時

「あーっ!ヒナみっけ!」

と、声がした。顔をあげると、汗だくのヒメが「はっはっはっは」と犬みたいに駆け寄って来た。

「ごめんね。うるさくて。でもヒナとは仲良くしたいの。もううるさくしないから仲直りしてほしいなっ!」

と、うるさく言う。

「ふふっ」

「?」

「あはは!ヒメ、もううるさいよ」

笑うヒナを見てきょとんとした表情をうかべていたヒメは、その言葉を聞いて、捨てられた子犬みたいにしゅんとなった。

「ご、ごめんね。ヒメはうるさいけど、うるさくしないから、仲直りしたい」

「うるさくないヒメなんて、ヒメじゃないよ」

「わわ!あわっ!どうしよう!ヒメはヒナと仲直りしたいからうるさくしないけど、そうしたら、ヒメはヒメじゃなくなっちゃう!」

「田中ヒネかな?」

「うん!うんうん!ヒネでいい。ヒメ、ヒネになるから仲直りしよっ!」

「ふふっ…!あははははははっ!」

「ヒナぁ……どうして笑うの」

ぐすんと、ヒメの声が涙まじりになる。ヒナは慌てて言った。

「ご、ごめんね。ヒナも仲直りしたい。『うるさい』なんて言ってごめんね?」

「ヒナぁ………」

「よかったよぉおおお」と、ヒメは本格的に泣きはじめてしまった。

「ヒメはうるさくていいよ」

ヒメを抱き寄せると、お日様に干したばかりのお布団みたいなにおいがした。

「そのままでいいよ。ヒナはうるさいヒメが好きだから、ヒネになんてならないでね」

耳元で「仲直り」と言うと、ヒメの泣き声はいっそう大きくなった。

さっきまでの不安は嘘みたいになくなってしまっていたけれど、ヒナはふと気付いて言う。

「ねえヒメ、帰り道わかる?」

「わかんない」

ふたり、ぱっと目を見合わせる。

「どうしよう……」

「おうち、帰れない?ヒナとふたりでずっとここで暮らさないといけない?」

もくもくと、夕立の雲みたいにふたりの心に不安な気持ちがわき上がる。

「………ぇっ」

「うえぇぇぇぇえええええん!おうちかえりたい!かえりたいよぉ!!」

どちらからともなく、泣き声があがった。

†††

「…どうしよぉ。おなかすいてきた」

とヒナはつぶやいた。

「にくまん食べたい」とヒメが応じる。

ふたり並んでブランコをこぎながら途方に暮れる。ひととおり泣き通して今は落ち着きを取り戻したものの、夕暮れの道に人通りはなく、頼りになりそうな大人は一人も通らなかった。

「ねえ、このお歌知ってる?」

不安な空気を少しでもなごませようとしたのか「昨日、パソコンで見たの」と言ってヒメはメロディを口ずさみはじめた。

「あっはあっはあはははっはっは♪あーはーはー♪あはあははははは♪」

どこかで聞いたことあるような気がするけれど、イントロのアレンジがヒメのオリジナリティにあふれすぎていて分からない。あれ、ヒメ今なんでコマネチしちゃったの?

「科学の限界を超えて 私は来たんだよ♪」

歌詞を聞いて分かった。そうだ。動画サイトで流行っている曲だ。

「ネギはついてないけど?」

一緒に歌おう?とでも言うように、ぱっちりとした目をヒナにむける。

「出来ればほしいな〜♪」

とヒナが応じると、ヒメは嬉しそうに笑った。

「あはっ!ヒナも知ってるんだね。ヒメね、ミクちゃん大好き!」

「ヒナもヒナも!ミクちゃんかわいくて大好き!」

「じゃあ、一緒にお歌、うたおう?」

「うん!」

♪ 科学の限界を超えて 私は来たんだよ
♪ ネギはついてないけど 出来ればほしいな

♪ あのね、早く
♪ パソコンに入れてよ

♪ どうしたの?パッケージ
♪ ずっと見つめてる

「「君のこと!」」

どんよりとした不安なんてどこにもなかったみたいに、ふたり見つめ合って笑顔になる。

♪ みくみくにしてあげる
♪ 歌はまだね、頑張るから

♪ みくみくにしてあげる
♪ だからちょっと
♪ 覚悟をしててよね

「あっはあっはあはは。はっは。初音?ミクミクにしてやんよ!あはーっ!」

歌が「みくみく」になると、ヒメのテンションがあがってしまい、歌どころではなくなってくる。

「あははっ!みっくみくだぁっ!」

つられてヒナも楽しくなり、ブンブンとパンチを繰り出す。

「初音?ミクミクにしてやんよぉ!あははっ!」

ヒナと向き合ってパンチを繰り出していたヒメは「あっ!」と何かに気付いて走り出す。

「見てコレ、ネギ」

公園の雑草を引き抜いて、ヒメがネギに見立てる。

「あらっつぁっつぁあや りヴぃぃだりぃんらば ♪」

と、雑草を振る。

「あーヒメいいなぁ。あっ!ねえ見てヒメ、これブロッコリー!」

ヒナが、変なカタチの石を持って言う。

「あはーっ!突然のブロッコリーに草www ミクちゃんはネギだよー!」

「大丈夫。いつかブロッコリー持ったキャラが大流行するから。そのもの…ブロッコリーをもちて…金色の野に降り立つべし…スヤァ…」

「ヒメはエビとか持ってて欲しいな。美味しいし。そのもの…パン粉をまといて…金色の野に降り立つべし…じゅわぁぁぁ!」

「エビフライだとぉぉ。それもうあたまおかしなんで田中ァッ!ヒメヒメにしてやんよ!」

「あはーっ!ヒメはヒナヒナにされたいー!」

「田中?ヒナヒナにしてやんよ!」

「きゃー!ヒメ、ヒナヒナにされちゃったーっ!鈴木をヒメヒメにしてやるーっ!」

「「あはははははは!」」

いつまでもこの時間がつづいてほしいって思った。それまでもお歌を歌うことはあったけれど、それを本当に心の底から『楽しい』と思ったのは、きっとこの時がはじめて。

「あはー!ねえ、ヒナ。やっと一緒にお歌、歌えたねっ!」

そんなことはないけれど、本当にその通りだと感じた。お家への帰り方が分からなくて不安でも、ヒメとお歌を歌えば、不安なんて忘れてしまうことができた。一緒にいるだけで、どんなことだって乗り越えられる気がした。

−−−−ヒメはきっと、ヒナの太陽なんだ。

†††

「よかったぁ」と真っ青な顔をしたママがやってきたのは、それからしばらくしてからのことだった。「あーっ!ママだ」とふたりで言うと「ほんとに心配したのよ」とママは微笑んだ。

「迎えに来たね♪ママ、マっ♪迎えに来たね♪ママ、マっ♪」と、ふたり盆踊ると、ママにコラッと言われた。

「でも笑い声が聞こえたから、ほっとしたわ」

どうやらふたりの笑い声で居場所が分かったみたいだった。ふたりで笑うことができたのはみんな、ヒナがあのときお歌を教えてくれたおかげ。

「あるこー♪あるこー♪私は元気ー♪ヒメはヒナ大好きー!」

「違うよぉ!ヒナはヒメ大好きー♪だよ」

「ヒメはヒナもっと好きー♪」

「むぅ。ヒナはヒメもっともっと好きー♪」

「ははっ。ママはヒメもヒナも大好きー♪」

「あはーっ!みんなみんな 大好きー♪」

「「「どんどん行こおー♪」」」

と、お歌をうたいながら、長い影がのびる道をママと三人で手を繋いで帰った。

「ふたりとも、おてて洗ったー?」

と、台所からママの声。「洗ったー!」と両手をあげてドタドタと台所へ向かうと、ママがにくまんを蒸かしてくれていた。

「夜ご飯食べれなくなっちゃうから、はんぶんこね」

ママは少し腰をおとすと、ふかふかのにくまんを、ふたりの目の前ではんぶんこにしてくれた。はんぶんになったにくまんから、ほかほかの湯気がたちのぼる。

「ほぁぁ!」と、ヒメの目がキラキラに輝いた。きっとヒナも同じ顔をしていたと思う。

「いただきまぁーす!」と言ってにくまんにかぶりつく。

「暑いときにたべるにくまん!すき!」

ヒメが大きな口をあけて笑う。

「すき!」

ヒナも負けじと大きな口をあける。

「エビフライもすき!」「すき!」

「それじゃあ、今日はエビフライにしましょうかね」とママが言う。

「やったー!」とふたり歓声をあげる。

「でも、その前にお風呂にはいってしまいましょー」

にくまんを食べ終えたふたりを、ママが脱衣所へと急き立てる。ママはふたりのお洋服を「すぽん」と脱がせてお風呂に入る。

「わしゃわしゃわしゃー!」「やめてママっ!シャンプーハットがなかったら死んじゃう!」「あははははは!」「あーっ!お目目しばしばするっー!」「ヒナぁ!お家をとびだしたお仕置きだぁーっ!わしゃわしゃわしゃわしゃーっ!」「きゃー!」

しばしばする目をおさえてお風呂をでて、食卓に座り麦茶の入ったグラスを両手に持ち、少しのぼせたあたまを冷ましていく。

ヒメがお茶を飲んで「ぷはぁっ!」と言うからヒナもお茶を飲んで「ぷはぁっ!」と言った。開け放った窓からの夏の夕風が心地よい。

手早く夜ご飯の準備を済ませたママが、大きな黄金色のエビフライを食卓にのせると、ヒメの目がランランときらめいた。

ぱくり。と、いただきますもそこそこに、エビフライを口にしたヒメに「そういえば」と、ママが言った。

「どうしてヒナの居場所がわかったの?」

「ヒメわかるよ!ヒナがどこにいっても、ヒメはヒナを見つけられるから!」

と、もぐもぐエビフライをほおばりながら、ヒメは得意そうに胸をはった。

それから大きくなって、ずっと遠くにあると思っていたあの公園がすぐ近くにあることを知って、ヒメは笑っていたけれど。

今度はヒナが−−−−

「ヒメを見つける番だよ」

はじめてお歌を楽しいと思ったあの夏の日みたいに、ヒナはヒメとこの場所に戻ってくるから。

そう心に決めた時、ふいに懐かしいメロディーがヒナの頭をよぎった。

「あの歌が、私たちの『はじめての音』だったね」

お風呂でひとり、ヒナは歌を口ずさみはじめる。
ヒメがくれる灯りさえあれば、いつでもヒナは歌うからと。








♪ 初めての音は なんでしたか?
♪ あなたの 初めての音は…
♪ ワタシにとっては これがそう
♪ だから 今 うれしくて

♪ 初めての言葉は なんでしたか?
♪ あなたの 初めての言葉
♪ ワタシは言葉って 言えない
♪ だから こうしてうたっています

♪ やがて日が過ぎ 年が過ぎ
♪ 世界が 色あせても
♪ あなたがくれる 灯りさえあれば
♪ いつでも ワタシはうたうから

♪ 空の色も 風のにおいも
♪ 海の深さも あなたの声も
♪ ワタシは知らない だけど歌を
♪ 歌をうたう ただ声をあげて

♪ なにかあなたに 届くのなら
♪ 何度でも 何度だって
♪ かわらないわ あのときのまま
♪ ハジメテノオトのまま…

†††
第六話『田中?ヒナヒナにしてやんよ』
〜Fin〜

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◆ 書いた人

某所でご紹介いただけるとのことだったので、少し早めに更新しました。

このお話を書いている頃にLemonのMVが公開されました。ヒメヒナ幼少期モデルが登場して、ちょっと驚いたことを覚えています。

来週は1週お休みをいただいて、
次回更新は12/15 or 12/16を予定しています。

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