まじん斬り麻雀・雀士鈴木大介と、受け将棋の鈴木大介九段

無茶苦茶面白いwww

麻雀の方は信じられないくらい攻め麻雀ですが、将棋は意外にも受け将棋です。
現在A級の中村八段も、受け将棋に分類にしています。

3:45~

一番左が鈴木大介九段。感覚派なのはその通り

一局見てみます。
Mリーグ翌日の青野九段の棋譜から。
先手・四間飛車を指しているのが鈴木大介九段です。


53金は上部に厚く、受けの印象が強い手

この後、攻め合いますが、美濃囲いが固く、人間の感覚としては悪くないです。

左側があっさりした

ここから終盤戦になってもおかしくないですが、お互いに竜を自陣に利かせる、ゆっくりとした展開になります。

いつの間にか第二ラウンド

この後、結局お互いの竜を交換しますが、飛車を先に敵陣に打ち込んで先手良しの感触。

気持ちのいい銀の割り打ち

この後、端っこに青野玉を追い込みますが、青野九段も飛車を2枚狭い場所に打ち込み、迫力ある攻めを見せます。

迫力のある右側の飛車×2+金+角

最終的にはこの攻めを受け切って勝利。

終局図。青野九段の駒台には歩しかなく、57桂馬成でも攻めが続かない。
後手玉は分かりやすく詰みがある。

もう一局見てみましょう。
相手の方は「受ける青春」と言われる中村九段です。

真ん中の5筋から開戦。相手が穴熊なので銀が閉まる前に仕掛ける

この後端を絡めて激しく戦い、竜を成り込みます。
飛車を成り込んで悪く思う振り飛車党はいないです。

金取りで竜が出来た。うれしい。

この竜を中段に引き、最終的に玉の近くまで引き寄せます。

いつの間にか3筋に

この竜が玉を守りつつ、最終的には玉がど真ん中に逃げて受け切り勝ち。

終局図。大介玉は上部に手厚い。
後手玉は33香など攻めが切れない。

なので、将棋ファンとしては棋風が全然違うので、爆笑しながらMリーグを見ています。でも、心臓に悪いので放銃は減らしてください


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