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BEAST Japanextは前のめりすぎか?

鈴木大介九段の打ち回しにも驚く所は多いですが、デビュー戦でトップを取った菅原プロのオーラスにも驚きました。トップで上がりやめ、聴牌やめのない親番で、それほど高くない手にも関わらずリーチを打って前に出ていました。

結果的に横移動だったからセーフでしたが、白を掴んでいたら2着落ちの危険性があり、なかなか危うい橋を渡っていたようです。

チーム方針でトップラス麻雀狙い?

Mリーグルールはトップがかなり偉く、2着にはそれほど旨みがない設定です。ラスをとっても、天鳳や雀魂等のネット麻雀ほどペナルティはないと、つよつよ天狗様は仰っています。


上のリンクから引用

麻雀は確率のゲームである以上、ポイントの期待値は、平均順位×順位点で大体求められます。
平均順位2.5でも、14着が多い方が、23着が多いよりは浮くのは自明です。

実際に、2021シーズンまでの通算データでいうと、鈴木たろうプロと日向プロの順位は同じ2.5ですが、鈴木たろうプロはトップラスの多さが鮮明で、それだけの差で150pt差がついています。

去年のレギュラーシーズン通算を見ても、平均順位が悪いはずの岡田プロが、トップラスの多さで、平均順位がよい選手のポイントを上回っています。

下ツイートから引用、岡田選手が平均順位2.61ながらプラス

そのため、積極的にトップを取りに行き、結果ラスでも仕方ないというのは、チーム方針としては正しいように思えます。菅原プロのリーチも、安全圏に抜ける目的があるなら理解可能です。

とはいえ

鈴木大介プロの、ノーテンからの親に対するドラ8s切りはかなり攻めすぎだと思うし(これは3着と4着を左右したと思います)、菅原プロに何かご飯を奢った方がいいでしょう。
去年まで将棋連盟の常務理事をやっていたので、年収は対局料含め4桁程度はあったはずです。
常務理事の年俸は約400万(恐らくボーナスなし)で、これにB2の年俸400万に、指導対局や講師が重なって4桁近くはいくでしょう。

それほど稼いでいる麻雀プロはそうそういないので、
BEASTの名前のように、高級焼肉弁当くらいは差し入れして、皆んなで肉を食べて気合いを入れて欲しいと思います。


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