[オリジナル記事]NASA、地球外生命に一歩近づく発見か

米航空宇宙局(NASA)が現地時間22日午後1時(日本時間23日午前3時)に行った会見によると、地球からみずがめ座の方角に39光年離れた位置にある「TRAPPIST-1」という恒星系で7つの地球型惑星が発見され、うち外側の3つの惑星で水が液体として存在するための条件が満たされていることがわかった。

NASAとベルギーのリエージュ大学の共同研究チームによる発見。地球型惑星が同じ系にこれほど多数存在し、しかも地球型生命に必要な海が存在しうる惑星が複数隣り合っているケースはとても珍しいという。このため、研究チームは地球外生命の存在の可能性を追究するためのかっこうの調査対象として注目しており、今後はより高精度な電波望遠鏡など次世代の装置を活用することにより大気の組成や海の存在可能性を検証し、ひいては生命存在のしるしを探していきたいとしている。今回の発見の詳細は、論文として科学誌『ネイチャー』に23日付で掲載される。

#NASA #TRAPPIST -1 #地球型惑星

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