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保護猫との生活:心温まる物語と実践的なアドバイス

【保護猫をむかえて最高に幸せになった我が家のはなし】

我が家は今、「あん」と「うに」の2匹の猫を飼っています。
2匹とは保護猫団体の譲渡会で出会いました。
今回は 2 匹と出会った頃を振り返りたいと思います。

【どうしても猫を飼いたかった私に訪れたチャンス】

私が初めて猫を飼いたいと思ったのは 21 歳の頃、友人の家に泊まりに行ったときです。
私がお風呂から出てくるのを、友人の猫は座って待っていました。

お風呂のすりガラス越しに見えるその姿があまりにもかわいくて、わたしも絶対いつか猫 を飼うと誓いました。

あいにく実家の母は猫が苦手で、飼うとしたら家を出るしかありませんでした。

月日は流れ妊娠・出産を終えると子どもが小さいうちは無理かもしれない、と半ばあきら めるように…。

そんなわたしに好機は突然訪れます。
出産後仕事に復帰していましたが、体調がすぐれず退職。
しばらくは自宅で過ごす日が続きました。

体調が回復してきたころふと、猫を飼うなら今ではないかと思ったのです。 子どもは登園しているため日中は手を離れており、家もペット可の物件へ引っ越していま した。

子猫はお留守番の時間が短い方がいいと聞きますし、今ならじっくり向き合う時間もとれ ます。
私は早速夫に相談し、我が家に猫をむかえることが決まりました。

【譲渡会への参加、運命の出会い】

それからは里親探しのサイトをめぐる日々。
飼うならずっとのおうちを探している保護猫にする、遊び相手もできるように2匹飼うと 前から決めていました。

近隣の市で開催されている譲渡会にも足を運びました。
私の猫を迎えたいという気持ちがどんどん高まっていたとき、インスタグラムで隣市の保 護団体が次の譲渡会に参加する猫を紹介していました。

そこであんとうにの写真を見つけ、かわいいのはもちろん保護された経緯も見て、この子 たちをうちに迎えたいと思い譲渡会へ参加。
譲渡会で実際に会っても気持ちは変わらず、すぐにトライアルを申し込みました。

【ようこそ我が家へ】

保護主さんから教えてもらった通り、ケージとトイレ、エサ入れや爪とぎを準備しました。

ついに猫が我が家にやってくると思うと、準備もワクワクが止まりません。 翌週には家にあんとうにがやってきました。

生後3か月、サビ柄で人懐っこい女の子あんと、 生後2か月、茶トラでビビりの男の子うにとの出会いです。

あんは誰のひざでも乗ってきてゴロゴロと喉をならしました。
その音のまあ癒されること…。

家族もすぐに、あんのことが大好きになりました。
対してうにはワゴンの裏やソファの下など、とにかく物陰に隠れ出てきません。

特に子どもは声や足音が大きいため、しばらく日中はリビングでくつろいでいても、子ど もが帰宅するとケージに戻ってしまうということがよくありました。

しかしさすがは男子の食べっぷり、エサの音が聞こえればすぐに走ってきます。

私も子どももそんな無邪気なうにをとてもかわいく思っていました。
あっという間に1週間のトライアルは終わり、2匹は我が家の家族になりました。

【家族になるということ】

子どもには猫は家族であること、怖がるので追いかけないことなど言い聞かせましたが、 すぐに全て正せるわけではありません。

それでも子どもなりに気を付けながら生活してくれていましたし、2匹のことをとてもか わいがっていました。

2匹が我が家にきて1か月が経ったころ、うにも子どものことを良い意味で気にしなくな っていました。

子どもがいてもソファでくつろぐし、足音がしても寝つづける。
泣き声がするとそーっと離れてはいきますが、しばらくすると戻ってきます。

子どもと過ごしているうにの表情も、明らかに優しくなっているのが分かりました。

また1か月が経ったころ、うにがなんと子どもに抱っこされているのを目撃! 嬉しいびっくりで、すぐに夫に報告しました。

生後6か月になった今では、子どもに頭をなでられながらすやすや眠っていきます。

うにがキッチンに登っているのを見つけて注意する子どもと、ちゃんと言うことを聞いて 降りるうにの姿もほほえましいです。

【保護猫をむかえて本当に良かった!】

すっかり我が家の一員となったあんとうに。

夫が帰ってきて玄関が開く音がすると、すぐお迎えにいく姿。
私がソファに座るとなでてもらおうと我先にと手の周りに集合する姿。
さっきまで取っ組み合いをしていたかと思えば、くっついて寝ている姿。

毎日がかわいいと癒しの連続で、本当に猫を飼い始めて良かったと感じています。

2匹がお腹をだして熟睡している姿を見ると、我が家で幸せな日々を過ごしてほしいとい う気持ちが改めて湧いてきますね。

【これから保護猫をむかえたいと思っている方へ】

これから保護猫をむかえたいと思っている方へおすすめしたいのは、

⚫ 保護団体のSNSをチェックすること。
⚫ 猫の飼い方について具体的に調べておくこと

SNSでは保護された猫の様子をリアルタイムで見ることができますし、譲渡会の下調べ もばっちり。

自分の家族やおうちに合う猫ちゃんを見つけることができると思います。
猫の飼い方については、今は Youtube でも簡単に見ることができますよ。

トライアル前に用意しておかないといけない物は保護団体によって多少異なりますが、私 はトイレ・餌と水入れ・爪とぎ・猫用ベッド・ケージを用意しました。

フード数日分とおもちゃは保護主様からいただいた他、トライアル中はケージやトイレを 貸し出してくれることもあるそうなので、譲渡会やメッセージで確認しておくと良いでし ょう。

まだまだたくさんの猫が、ずっとのおうちを探しています。
生き物は気軽に飼うことはできませんが、その分とても大きな幸せを運んでくれることで しょう。

みなさんも猫を飼う際はぜひ、保護猫をむかえることを検討してもらえると嬉しいです。

【ライター ruiさん】
インスタグラム https://www.instagram.com/anuni1113/

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