子どもと植物

人間何歳でも変わらないという話

こんにちは。HOKAGO.comメンバーのコヤマです。

今回は、「人間何歳でも変わらない」というテーマで、この頃考えている子どもと大人で「変わらない」例を3つ紹介していきたいと思います。お付き合いください。

1.やっていることは変わらない

最近HOKAGO.comの活動の中で、アイデアソンの社内ワークショップに参加する機会がありました。1グループ6人程度でテーブルを囲み、1つのテーマに対して、自分のアイデアを付箋に書き出し、グループ全員分の意見を合わせ、更にアイデアを膨らませたり、組み合わせたりして、1つの案にまとめていくという内容です。

私がこれに参加して思ったのは、中高生の時にやったことのあるグループワークとやっていることは変わらないではないかということです。

一見小難しいことをやっているようでいて、求められていることは、自分の意見を言うことと相手の意見を聞くことです。

その時は社内のワークショップだったので、周りに自分と同じか年上の人しかいませんでしたが、もしその会に中学生が参加していたとしても何も問題なく、会を進行することができたでしょう。それどころか中学生視点という別角度のアイデアの提供によって、議論が活発になったかもしれません。


2.必要なことは変わらない

少し前に「すべての子どもは天才になれる、親(あなた)の行動で。」という教育本を読みました。

本書では、子どもが社会に出てから自分自身で良い選択ができるようになるために、親はどのように子どもを育てていけば良いかについて、教育の3つの柱である「よい習慣」、「思考力」、「アイデンティティの確立」を軸に解説されています。

私はこれを読んだ時、どうしても「子ども」という部分を「社員」と置き換えて読んでしまいました。「子育て」と「人材育成」には大差はないと感じます。特に本書で強調されている「アイデンティティの確立」は、自分の強みは何か、仕事を通して何を成し遂げたいのか、そのために何を行うべきかといったまさに社会人のキャリアプランの話と同じでした。

「成長すること」「成長するために必要なこと」はいくつになっても変わらないのではないでしょうか。


3.考えることは変わらない

こちらの動画をご覧ください。

この動画は、株式会社ユーグレナが公開している「未来の大人たちに聞いてみた。」というもので、「地球温暖化」について小学生たちにインタビューしています。

私はこれを見て、子どもたちが大人以上に環境問題に目を向け、人々がこの問題にどう向き合うべきかを真剣に考えていることに衝撃を受けたと同時に、ものを考えることや自分の意見を持つことについて、大人も子どもも関係ないと強く確信しました。

何も考えずになんとなく過ごしている大人よりも、物事に関心を持って考えている小学生の方が一緒に話していて楽しそうですね。


4.まとめ

以上の3つの事例から、我々大人と子供たちとで、できること、求められていることに大きな違いはないのではないでしょうか。

「まだ子どもだから関係ない」とか「これは大人の問題だから」といって年齢で区別してしまうのはとても勿体ないような気がします。「今我々が行っていることを小学生に当てはめたら・・・」「中学生ならこの状況をどうとらえるだろうか・・・」そうした発想によって社会に良い刺激を与えることができるのではないかと思うのです。

子どもたちは未来を担う人材であると同時に、今この社会を共に支える仲間えあり、重要なビジネスパートナーになり得る存在ではないでしょうか。


HOKAGO.com
コヤマ

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