年の初めにサケの稚魚と親魚を同時に観察
吹雪が去った2022年1月2日、千歳川の上流でサケを探してきました。2022年最初のサケ観察です。
捕獲が終わって自然産卵の本番
この水域は真冬がサケ本番。下流にあるサーモンウィールが8月から12月まで川を遮って遡上したサケを集めているので、捕獲が終わってウィールが取り外された今が、上流域での自然産卵本番になります。
野生のサケ稚魚を探す
この時期、このエリアでの期待は、野生のサケ稚魚の浮上です。
夏、サーモンウィールが川を遮る前に遡上してきたサケたちも、この上流域を産卵場所として使っているので、稚魚は1月にも見つけることができます。
今シーズンも、稚魚たちが、水温8度の湧水の流れ込みで元気に泳いでいました。
足で感じる湧水のありがたさ
川底を親魚たちが埋めている本流の水温は3度。それに対して、湧水の流れ込みはぬくぬくです。撮影者の足もほっとするほど「温か」です。
この流れが浮上したばかりの稚魚たちにとって、どれだけ大事なものなのか…。
と、千歳川の湧水が果たす「役割」を体感しながら、親ザケと稚魚の観察できました。
2022年1月2日撮影
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