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クリスマスイブに豊平川のサケを観察

なんだか、忙しくしているうちに、クリスマスイブの日を迎えてしまいました。しばらく生きているサケの姿を観察にいけなかったのですが、デスクワークがひと段落したので、豊平川を見てきました。

JR鉄橋のすぐ上流、左岸にある水路は、湧水につながる流れだったのが閉塞したため、人の力で流れをつなぎなおした「産卵環境回復区間」です。
ことしは11月17日に季節外れの出水があって、水路の形がだいぶ変わりました。
ただ、その分、土砂が動いたので、その後にやってきたサケにとっては、きっといい環境だったのではないかと思います。

クリスマスイブともなると、季節後半にやってくる後期群のサケたちもさすがに数が減って最終段階です。あまり期待しないで水路をのぞき込むと、意外にもすぐ生存個体を発見。静かに観察した結果、水路の中盤に産卵床を守っていた1匹、水路の最終盤のプールで3匹を数えました。(ちなみに、水路の中盤の水温は3°くらいでプールは4°くらいで湧水の影響か)

さすがに、ピチピチのこれから産卵しますという個体ではありませんが、いましばらくはその姿を観察できそうです。お早めに。

2023年12月24日



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