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ウクライナ平和の鐘 093 忘れてはいけないこと

https://youtu.be/mlgJOy387IU

■2022(令和4)年6月28日 093 忘れてはいけないこと
(動画の2:57~6:59)

本日の「平和の鐘 鳴鐘の輪」。平和な日本にいると、戦争は遠い外国の話に思えるかも知れません。しかし昨日もクレメンチュクのショッピングセンターが爆撃され、大勢の民間人が命を落とし、傷つきました。決して忘れてはならないものがある筈です。

合掌

 今日も全国的に暑いです。島根県の安来の周りでも36度の予報で、非常に暑い日がしばらく続くようです。

 こうなると、電力不足が心配です。節電が重要ですが、といって猛暑を我慢して体を壊して倒れては、元も子もありませんん。ですから節電と健康の両立の生活を考えなくてはいけません。

 そのひとつの策として言われているのが、例えばショッピングセンターに出かけて買い物をすること。ショッピングセンターは全館冷房がかかっていて、人がいてもいなくても涼しいです。それならば家庭のエアコンや電気を消して、人の集まる涼しいところで過ごすことは全体として合理的です。もちろんコロナ感染対策が必要ですけれども、それによりエアコンの涼しい環境に身を置きながら社会全体の消費電力量は抑えることができる。そうしたちょっとした知恵も大切ですし、この機会にショッピングを楽しむことも、私たちの日常の平和な暮らしのひとつの姿です。

 今、ウクライナのクレメンチュクのショッピングセンターにロシア軍のミサイルが直撃し、大きなニュースになっています。日本では当たり前の日常があり、ショッピングセンターで平穏に買い物ができる。しかしウクライナでは、多くの人が買い物をしていたショッピングセンターにミサイルが撃ち込まれ、今分かっているだけでも16人以上の死者、40人以上の負傷者がいる。おそらくこの数はこれから増えていきます。

 戦争が始まって四ヶ月以上が経ちました。戦地から遠い日本では、報道で戦争を取り上げる時間も初期に比べて小さくなっていることは否めません。私たちの心も、悲惨な戦争のことを考えるのに少しずつ疲れて、忘れようとしている面がないでしょうか。しかし、私たちが平和に暮らしているこの同じ瞬間に、遠くウクライナの地では大勢の人が戦火の中にいる。そして、いつミサイルが飛んでくるか分からない。飛んできた時にはもう命を失っている。そのような状況に身を置かれているのです。そのような状況は止めなくてはなりません。間違いなくこれはロシアの過ちです。

 私たちはそのことを決して忘れずに、この戦争を終わらせるための国際的な努力をしなければなりません。

再拝

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