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Unityのワークショプを行いました。

8月6日。掛川西高校のパソコン部とCord for Kakegawaとのタイアップ企画、ワークショプを行いました。

Cord for Kakegawaとは、「地域をテクノロジーで元気に!」というキャッチフレーズで活動している地元掛川の団体です。

「「地域をテクノロジーで元気に!」・・・Code for Kakegawaは、掛川地域を中心として、「地域をテクノロジーで元気に!」という思いのある人々が交流し、活動する団体です。持続可能なまちを目指し、それぞれの力を集結し、課題を解決していきます。「地方でもできる」から「地方だからできる」へ。自分たちの手で地方の課題を解決し、地方から発信していきます!」(HPより引用)

このCode for Kakegawaから深田さんに起こしいただいて、生徒の要望が多かったUnityのワークショプを行っていただきました。

Unityとは、ゲーム開発プラットフォームです。

ゲームエンジンだけでなく、開発環境や実行環境も含んでいるゲーム開発プラットフォーム。この機能を使ってプロジェクションマッピングを作りたい、というのが今回のワークショプです。

過去の事例

これ、実はすでに試しています。

2018年、12月22日。掛川城プロジェクションマッピングの番外編として、城の麓のこだわりっぱという施設の壁面にプロジェクションマッピングをしています。

一番奥の「ペーザロ」と書かれた壁面に投影しました。

会場の夜はこんな感じ。駅と城をつなぐ途中の施設です。この壁面にUnityで作った動画を流しました。このコンテンツを提供してくださったのがCode for Kakegawaです。

レストランの壁面にカラフルなボールが弾みながら転げ落ちる映像は非日常的な美しさがありました。

他のにも画面が凸凹したりする映像も。

ワークショップ・スタート

これを生徒たちで作れるようになろう!というのが今回のワークショプ。

参加した生徒は、掛川西高校パソコン部1・2年生と、掛川工業高校の3年生の混合チームです。

最初に、以前やったUnityで作ったプロジェクションマッピングの再生から。

掛川城のプロジェクションマッピングの基礎は Keynoteで作っているのですが、さらにバージョンアップするためにUnityやAdobeなどを使っていこうと考えています。

Unityを実行

最初は設定から。新しいプロジェクトをスタートします。

そして作成するオブジェトは3Dを選択。

未知の世界ですが、生徒はどんどんチャレンジしていきます。

まずは四角いキューブを置くところから。

上が全体の視点。下がカメラ(マーク)から見た視点。

地面を設置。オブジェクト(丸や四角)を選び、物理的効果を選びます。そうすると再生と同時にオブジェクトが上から下に落ちます。

オブジェクト(丸や四角)を選び、物理的効果を選びます。そうすると再生するとオブジェクトが上から下に落ちます。そのまま動かすと下に落ちていくだけ。地面を固定しても地面もすり抜けます。

そこで地面に反発する力を与えると、ポンポンとオブジェクトが弾むように。さらに地面を傾けると、オブジェクトが弾みながら転げ落ちます。

転がる様子がとても面白く、カメラの位置を変えるとさらにリアルに見ることができます。

生徒もどんどんクリエイティブに作品を作っていきます。

さあ、次はオブジェクトに模様をつけます。

IOSのアイコン画像を使いし、選択すると、自動でオブジェクトに立体的な模様として現れます。

3時間位のワークショプでしたが、生徒はものすごい集中力で取り組んでいました。

一緒にやった私自身ものめり込んでしまうほどの面白さ。

掛川のプロジェクションマッピングのさらなる可能性を垣間見ることができたワークショップでした!Cord for Kakegawaの深田さん、ありがとうございました!




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