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3DパースよりwebAR

昨日と今日はリフォーム産業フェアに出展してきたんですけど、webARの需要が明確なものがあったのでメモ。

宅配ボックスの業界なんですけど。近年、配送業者の人材不足とECの普及で、配送業界がかなり大変。で、その解決策として宅配ボックスで再配達を減らそうという大きな流れがある。

今の新築の物件、マンション、一戸建て問わず、宅配ボックスが一緒に提案されることが増えてるみたいなのですが、既存の物件に対して宅配ボックスが導入される事例も少なくない。

その時に問題となるのが、いわゆる設置確認。物件のオーナーからすると、お金はかかるが、賃料をあげることもできるし、便利だから空室を減らすこともできるので、結果的に収益が上がる可能性が高い。ユーザーにとっても便利なので、世の中的にも良いと思う。

しかし、現実問題、どこに置くのか?という問題がかなり多いみたいでして。おおよそ「そんな場所ないよ」と断られることが多い。そこで提案する時に、設置後のイメージを3Dパースを使って提案する。大体の場合は、設置予定地の写真をとって、宅配ボックスを合成写真のように重ねて、設置イメージを共有し、提案するとのこと。

整理すると、

①現地調査にいき、設置予定場所を探し、その場所の写真を撮る

②その写真に、宅配ボックスの3Dデータもしくはフォトショップとかで合成の写真を作る(この作業がまあまあめんどくさい、ものによっては数万円する)

③そのイメージ写真、3Dパース、不動産オーナーさまに見せ、設置イメージの共有、提案

という流れ。そしてこれをwebARでやるとすると、

①現地調査にいき、設置予定場所でwebARで宅配ボックスを設置し、スクショを撮る

②そのスクショをオーナーさまに渡す。もしくは同行してるならその場で色々会話し、提案しちゃう。

とまあイメージの共有が一瞬でできるし、パースを制作する時間がゼロになる。これは確かに便利だよね、って話です。

こういった事例は他にもありそうなので、もっと探してみます。

ほくぴー


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