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『ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1』視聴感想文のご提出

・前々から名前は聞いていたけど手を出せていなかった海外のカートゥーン・アニメ作品『ハズビン・ホテルへようこそ』のシーズン1がAmazon Primeビデオで配信されたとのことで、3日かけて全8話を観ました。


・良い…ッス。

・自分はもともとこういうカートゥーン調の絵柄を好きになる傾向があり、過去に見た作品だと『パンティー&ストッキングwithガーターベルト』『カップヘッド』『悪魔バスター★スター・バタフライ』、最近だと『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』辺りの作品はとても楽しく観れました。

・それと、癖の強い作品の方が性癖に刺さりやすい傾向にあり、ハズビンホテルは、観る前から自分がすきそうだな~と思いつつ、でもな~、人外はこう…、ちょっとちゃうねんな、と半ば半信半疑の状態で視聴開始した訳です。


・で、正直なところ、3話までは様子見でした。といってもつまらない訳ではなく、毎話必ずあるミュージカルパートの完成度は高いですし、アニメーションのクオリティも非常に高いので、最後まで視聴する引力は持ち合わせていた印象です。

・問題点としては、前提条件であるパイロット版の第0話の知識が足りていない事による「結局これは何の話をずっとしてるんだ?」感にあるかなと。それと主人公であるチャーリー(Ottiki!?)への感情移入のしにくさでしょうか。
「地獄の罪人を更生して天国に送る為のホテルを作ったのにお客さんが来てくれない!どうして!そうだ!(天才的閃き)」のテンションで1話~3話は進行するのですが、「ストーリーが尖ってるのがこの作品の味っぽいし、なんとかついていくぞ」の心持ちが出来ていないとこの辺りで脱落しちゃう気がしました。


・からの4話です。

・コレっすわ… お客が求めてたのは…。


・1~3話を「?」状態でなんとか視聴してきた人間は、第4話でそれまでのモヤモヤが晴れるような圧倒的なカタルシスを得ます。「そうかなるほど。このアニメの本質は"ヒューマンドラマ"なんだな」と気づく訳です。そっから先、8話まではもうスンッて感じですわ。チュルリッ!!!の方が表現として正しいか?(※最後まで一気に見た事を擬音で表そうとしてるのね~えら~い)。

・とまあ、アニメ全体の感想としてはそんなとこですね。


・で、やはりこのアニメで重要なのはキャラクターでしょう。特にアラスター。次点でみんな大好きエンジェル。と、もちろんハスク。ニフティもかわいいね。そして…、サー・ペンシャス。主人公ペアは個人的にはそこまで。


・アラスターはね…、言及せざるを得ないわけですが、他に言い表せない良さがありますよね。〇〇みたいなキャラ、っていう例えが思い浮かばない。強いて言うならヒソカとか五条先生?要は闇を抱えてる最強さんですよね。

・「ラジオデーモン」という異名がまた良く…。このへんの〇〇の悪魔、みたいな考え方はチェーンソーマンを思い出しますよね。月並みな感想ではあるけども、声にラジオ風味のエフェクトが入っているというアイディアはオーソドックスでもあり、唯一無二の良さを感じました。


・そしてエンジェル。個人的には葛葉みたいなキャラだな~~と思いながら観てました。そして間違いなくシーズン1のキーパーソン。エンジェルを核として、ハズビンホテルのストーリーは作られてると感じました。で、ハスクとの絡み。ボーイズ…というのはこういう事かと。理解が深まりました。


・ニフティは個人的にキャラデザだけでいえば性癖No.1ですけど、ストーリーにゆとりをもたらす愛くるしいマスコットとして活躍してくれましたね。えらいぞ~よ~しよしよしよしよし。


・本編視聴済みの方はおわかりですが、サー・ペンシャスも間違いなくキーパーソンの一人といえますね。詳しくはネタバレになるのでアレですけど…。不器用なナードとしての立ち振る舞いが、徐々にグイグイと我々のハートを引き寄せてくれましたね。幸せになってほしい~。


・と、原稿用紙4枚分の視聴感想文を書いたのでこの辺で締めたいと思います。次のシーズンは当分先になると思いますけど、ザ・アメイジング・デジタル・サーカスの2話とEna Dream BBQの公開と同時並行でwktkしながら待ちたいと思います。それではさようなら。



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