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Q. 絶対に友達と遊んではいけない“ボードゲームは?

答え. ディプロマシー

3~7人/120~300分/アラン・B・カラマー作

貴方に縁を切りたい友人がいる場合、LineやInstagramでブロックしたり、SNSで悪口を仄めかして相手が距離を取ってくれるのを待つよりも、合理的で手っ取り早く、縁を切る方法があります。ディプロマシーで一緒に遊びましょう。

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ディプロマシーは一言で言うと、戦争シュミレーションゲームです。プレイヤーはそれぞれ、第一次世界大戦の列強7カ国の内の一国を担当し、ヨーロッパの覇権を巡って争いを繰り広げます。

ゲームプレイ中は、SNS映え用の写真を撮る余裕さえありません。開始前に駒を適当に並べて撮りましょう。手遅れになる前に。

ゲームは、計画フェイズと実行フェイズを交互に行う事で進行していきます。

計画フェイズでは、命令書と呼ばれる紙に、自分がそのターンに下したい命令を書きます。全員が命令書を書き終えたら実行フェイズに移り、各々の命令を処理していきます。これを何度か繰り返して、より多くの都市拠点を制圧したプレイヤーが勝利 というのが、ざっくりしたゲームの流れです。(※ルールを簡略化しています)

ここで重要なのが、他プレイヤーとの交渉は自由に行って良いというルールです。特定のプレイヤーと密談したければ、物理的に隣の部屋に移動して、そこで会話するのも全然アリ。ただし、約束事は口約束でしか結べない(?)ので、和平を結んだそのターンに裏切られても、文句は言えません。

そんなこんなでゲームを進めていくと、当然ですが場のムードがどんどん険悪になっていきます。通常、3~4時間程のプレイ時間を要するゲームなので、コツコツ進めていた計画が、他人の裏切りによって一気に崩れ去ったら、モチベーションがダダ下がりになるのは当然です。

何よりこのゲームには、サイコロを振ったり、山札からカードをドローする様なシステムが存在しません。運の要素が0なのです。プレイヤーの戦略がそのままゲームの勝敗に繋がる為、負けた人間が運を言い訳に出来ないのが、なかなか辛い部分でもあります。負けた人間は、負けるべくして負けた、というのが、ディプロマシーなのです。

もちろん、それ程までに熱中出来る奥深さと謎の魔力があるのも事実です。世界最高の交渉ゲームと言われるのも納得できる程の魅力を、ディプロマシーは持ち合わせているのです。

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いかがでしたか(いかがでしたか)#いかがでしたか

ほんとは「〜なボードゲーム5選!」みたいな感じで記事にしようかな〜と思ったんですけど、ちょっとお蔵入りしそうになったのでやめました。

好評でしたら他のボドゲ記事も書きます。ご要望ありましたらこの記事を引用RTしてそこに要望を書き込んでください!おシャス!

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